WOWOWドラマ「ビーチホテル」の感想を書いていきます。
最期まで見て損したレベルでつまらなかったです……
しかもシーズン1では犯人が分からないという。
1.5
作品情報
監督・脚本
監督
テレザ・アンデション『刑事ヨハンナ〜小さな町の殺人事件〜』
フリーダ・ハルグレン『エージェント・ハミルトン〜ベイルート救出大作戦〜』
ピーター・リンドマーク『ダークロード−闇夜の逃亡者−』
脚本
アントン・ナイバーグ
原作は『エリカ&パトリック』シリーズのカミラ・レックバリ
キャスト
ソフィーア・カーレミール『ザ・プレイリスト』
フィリップ・ウルフスンネソン
サムエル・フルーレル『検事、弁護人、父親、そして父親』
配信サービス
WOWOWオンデマンド本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
サルトシューヴィク・ビーチホテルの創業者でCEOのヴェルネルが、60歳を迎えたことを祝うパーティーがホテルで開かれ、家族や従業員に加え、なぜかライバルのホテル、ミストラルの経営者エギルとその家族も招かれる。だが会の途中、エギルは倒れ、搬送先の病院で亡くなる。死因は薬物だったが、エギルの娘ユリーは父の所持品から紙に印刷された脅迫めいたメールを見つける。
引用:WOWOW
引退して再婚するため、町を出ようとしているヴェルネルが、かつてエギルの内縁の妻マリアンと結婚していたり、ユリーがヴェルネルの息子セバスチャンと以前付き合っていたなど、二つの家族は意外な関係でつながっていて、長年の遺恨を抱いていたのだった。
登場人物
エギルとヴェルネルは2人でビーチホテルを創設。後に別々のホテルを建設しライバル関係に。
「ミストラルホテル」関係者
ユリー
「ミストラル」支配人。エギルの娘。
エギル
ユリーの父親で「ミストラル」の創立者。ライバルであるヴェルネルの誕生パーティで死亡。
アクセル
ユリーの恋人。弁護士。
レベッカ
エギルの隠し子。遺言書でホテルの株50%を相続。
マリアン
エギルの恋人でヴェルネルの元妻。セバスチャン、ペトラの母親。
「サルトシューヴィク・ビーチホテル」関係者
セバスチャン
ヴェルネルの息子。ストックホルムで広告業の仕事をしていた。ユリーとは過去に付き合っていた。
ヴェルネル
「サルトシューヴィク」CEO。引退してフランスに移住予定。
ペトラ
ヴェルネルの娘。ギャンブル依存症の過去がある。
ガブリエル
ペトラの妻。
スヴェンデラ
ヴェルネルの婚約者。
スヴェンテ
顧客対応責任者。
トーネ
ヴェルネル直属の部下
ミストラル
バーテンダー。シリンが好き。
ロイサン
新しく赴任したフロント係。
ルーカス
ロイサンの息子。
シリン
セバスチャンの恋人。
感想
サスペンスはおまけです。
最初こそユリーが父親の死に疑念を抱く様子が描かれますが、途中からホテルの競合や跡継ぎ問題、三角関係がメインになっていきます。経営の描写もママゴトレベルなので、お仕事ドラマとしてもビミョ〜。
主演のユリー役はソフィーア・カーレミール。お初。Spotify誕生を描いた『ザ・プレイリスト』に出演しているようです。元カレのセバスチャン役をフィリップ・ウルフスンネソンが演じています。セバスチャン役の俳優さんがめちゃくちゃ男前。俳優さんの顔面のおかげで何とか最期まで視聴できましたよ。
とりあえず登場人物がみんな恋をしてます。
セバスチャンとユリーはお互い未練ありまくりですが、2人とも恋人持ち。
引用:WOWOW
こんな感じで本編中すぐ見つめ合う笑
ヴェルネルとヴェンデラは婚約中ですが、トーネがヴェルネルに恋愛感情あり?
バーテンのミストラルはシリンに片思い。
ルーカスはレベッカが好き。カフェ定員のリリャ(この子めちゃくちゃ可愛い)はルーカスが好き。
スヴァンテはロイサンが好き。
ロイサンとスヴァンテの恋愛描写に時間使いすぎ〜。
今のところ本編に全く関わりのない人物ですが、シーズン2への伏線?ただの恋愛要因??
最終回ユリーより出番が多かったんじゃないの。
何となく、みんなうす気味悪い。
特にマリアン、ミストラル、スヴァンテ。
マリアン、憎らしかった〜。
引用:WOWOW
そんなにユリーが嫌いなら父親と付き合うなよ!
彼女に関しては俳優さんがわざとそういう風に演じているんだと思いますが、ミストラルとスヴァンテは演出なのか天然なのか不明。
ユリーは主役なのに影が薄かったです。
シリンは裏表がなくて好感が持てるのに、セバスチャンに振り回されてかわいそう。
セバスチャン、浮気しといて「愛しているけど、別れよう」はナイんじゃないの。
引っ越し費用と新しい住居を!
ユリーの父親以外にもう1人亡くなる人物がいるのですが、両方なにも解決しないまま、終了。
ユリーとセバスチャンが街から離れようとして(2人とも仕事は??)事故に遭うクリフハンガー。
また事故直前がアホみたいなシーン。アホみたいといえばレベッカが従業員名簿を仕込むシーンもズッコケました。お粗末な描写が多すぎです。
「Viaplay」ドラマは外ればっかり。
北欧では人気なんでしょうか。
レベッカの目的や最期に名前が出てきた「フレドリック」等、真相が気になる点もあるにはあり。
人気作家のカミラ・レックバリ原作なので、そんなに酷いオチにはならないと思いたい。
2024年3月3日追記
続編が配信開始。