ABEMAで『ソウル怪談』を視聴したので、感想を書いていきます。
3.0
作品情報
監督
ホン・ウォンギ
配信サービス
ABEMA本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
エピソード別のキャスト・感想
タイトルが違うので分かりづらいのですが、ドラマ『クェダム:禁断の都市怪談』の続編です。
第一話「トンネル」
夜遅く、ギフンの乗った車の後ろにパトカーが止まる。野生動物が出るためパトロールしていると言う警察官から免許証の提示を求められるが、ギフンはどこか不安げな様子。再び車を走らせるギフンはあるものを捨てるために貯水池へと向かうが、トンネルの中でフロントガラスの手形に気付く。警察官の手形だろうと考えるが、手形は内側に付いたものだった。そして次々とおかしなものが見え始め…
引用:ABEMA
キャスト:キム・ドユン
『バラマンション』のチャーリー役が強烈だったキム・ドユン主演。
分かりやすい因果応報のストーリー。内側の手形は怪談あるあるネタですね。『クェダム:禁断の都市怪談』と同じく幽霊が元気すぎ。1話にしては普通すぎてインパクトは薄。
第二話「赤い服」
高校の同級生であるウンジの葬式に参列したスジン。仕事も順調で結婚の予定もあったウンジが、突然飛び降り自殺をしたと友人から聞かされる。その後、引っ越しの片づけをするために家へ帰ったスジンだが、駐車場で赤い服を着た女性にじっと見つめられる。翌日、出社しようと駐車場に行ったスジンは、また同じ女性と出くわす。声をかけようとするが、赤い服の女性は一瞬にして姿を消してしまう。
引用:ABEMA
キャスト:イ・ヨルム
スジンが赤い服の女を幽霊と認識していないのが面白かったです。よくあんなヤバげな女に話しかけられるな……。
ジャンプスケアの繰り返しで途中まで驚かし方が一辺倒ですが、ラストがインパクト大。階段で追いかけられるシーンがあったので屋上に追い詰められて落下かな…と思ったら、めちゃくちゃ力技な方法で殺害。
いじめ加害者っぽいのでこれも因果応報エピ。
第三話「歯虫」
ある日、チュンジェの病院を1人の患者が訪ねてくる。歯茎が痛くて頭痛までするという患者だが、歯にも歯茎にも異常は見えない。その日の夜、仕事を終えたチュンジェが洗面台を見ると、無数の虫がうごめいていた。急いで例の患者のレントゲン写真を見ると、歯茎の中に洗面台で見た虫が埋まっていた。図書館で昔の資料を調べたところ、歯虫という寄生虫の情報が目に入る。次の治療で歯茎を切開してみるが、患者の容体が急変して…
引用:ABEMA
キャスト:イ・ホウォン(ホヤ)
生理的な嫌悪感+痛さはこのエピがぶっちぎり。メスで歯茎を切開する時に手がガタガタ震えてて、このシーンがとにかく心臓に悪い。歯ってのが無理。
なぜか終盤でゾンビものに。なんで笑?
第四話「ひとりかくれんぼ」
ヘヨンが自殺して深く傷ついたジヒョン。ヘヨンとのメッセージを読み返すうちに、ひとりかくれんぼのことを思い出す。ロッカーにしまっておいた人形とヘヨンの爪を使ってひとりかくれんぼをするが、一度は現れたヘヨンの姿が消えてしまう。交換日記に書かれたひとりかくれんぼのやり方を読み返したジヒョンは、一部が破れていることに気付く。破れた部分を見つけるが、そこには衝撃的なことが書かれていた。
引用:ABEMA
キャスト:アリン(OH MY GIRL)/イ・スミ
アリンは『還魂』でチン・チョヨン役を演じていた方ですね。今作がスクリーンデビュー作とか。
このエピが一番ストーリーがしっかりしていたように思います。
第五話「壁間騒音」
1人暮らしを始めたジョンギュン。部屋でくつろいでいると、隣の部屋からコンコンと壁をたたくような音が聞こえてくる。翌日、エレベーターで隣人の女性に会う。親切な女性にときめいたジョンギュンは、帰宅後に壁へ向かって質問を投げかける。すると返事をするように壁をコンコンとたたく音が聞こえるようになる。そのまま食事の約束を取り付けるが、約束の時間になっても彼女は現れない。そこで隣の部屋を訪ねてみるが…
引用:ABEMA
キャスト:チョン・ウォンチャン
最初は壁越しに話しかけるジョンギュンに気持ちワル!と引いた。
何も悪いことしていないのに可哀想。
異空間の映像がチープ。
第六話「中古家具」
中古取り引きで無料のクローゼットを見つけたジヘ。電話をしてみると直接会って取り引きしたいと言われる。その日の夜、待ち合わせ場所に行くと、クローゼットはなく男性だけが立っていた。運ぶ人を見つけられなかったので写真で確認してほしいと言われるが、ジヘは家に入って確認したいと伝える。実物を見て気に入ったジヘは、翌日クローゼットを運んでもらうことにするが…
引用:ABEMA
キャスト:ソラ(宇宙少女)
オカルトと見せかけてヒトコワ系。
ジへがノコノコ外に出て悪態をついていたので、もしかして女主人公もアブナイ系?と期待したらそのまま捕まって終わった……
第七話「婚姻」
友達が働く会社の面接を受けたジェフン。生まれた時間や名前の漢字を聞かれたことを友達に話したところ、会社にまつわる妙なうわさを聞かされる。結局ジェフンは合格し、入社日を迎える。早速、資料探しを頼まれたジェフンだが、途中で“最終合格者”というタイトルのファイルを見つける。開いてみると自分と同じ生年月日の人の名前がずらりと並んでいた。その夜、ジェフンが1人暮らしの家に帰ると夕食が準備されていて…
引用:ABEMA
キャスト:イ・ミョンヒョク(BTOB)
予想通りのオチで特に捻りはなし。花嫁の白目が完全にギャグ。
このエピも主人公に非がないので気の毒。やっぱり不条理系より因果応報系の方がスッキリはしますね。
出典:ABEMA
↑この俳優さんの存在感がすごかった。
第八話「顔泥棒」
コスメショップで働くヒョンジュ。接客をするが、思うように製品が売れずいらいらを募らせる。同僚からたしなめられるが、自分はSNSの広告で稼いでいるから仕事はただの趣味だと一蹴する。しかし、実際には企業からも広告を断られる自称インフルエンサーだった。いらだったままエレベーターに乗るが、どこからともなく謎の声が聞こえてくる。エレベーターの鏡を見ると、そこには恐ろしく変化したヒョンジュの顔が映っていた。
引用:ABEMA
キャスト:ソ・ジス
顔泥棒ってそういう意味……。
ルッキズムやSNS批判はもうお腹いっぱいです。
第九話「マネキン」
マネキン整理の仕事をしていたジョンチャンは、先輩からマネキンにまつわる怪談を聞かされる。その日の帰り道、公園で男がマネキンのような肌をした青年を怒っている姿を目撃する。家へ帰ってマネキンの怪談について調べてみると、同じような目撃談を発見する。翌日も同じ場所で同じマネキン人間と出くわしたジョンチャン。平然と通り過ぎようとするが、マネキン人間が追いかけてきて…
引用:ABEMA
キャスト:ショヌ(MONSTA X)
予告動画で面白そうと期待していたエピだったのですが普通でしたね。
『世にも奇妙な物語』系のストーリー。
第十話「脱出ゲーム」
脱出ゲーマーとして有名なヌリとヨンミンとセリ。ある日、脱出ゲームの店から広告の依頼が届く。1千万ウォンという高額な報酬に釣られてその場所を訪れた3人だが、あまりにもリアルな雰囲気に驚きを隠せない。早速、部屋を調べる3人だが、ヨンミンがけがをしてしまう。セリはリタイアしようと提案するが、ヨンミンは聞く耳を持たず。結局、ゲームを続けることになるがヨンミンとセリが閉じ込められて…
引用:ABEMA
キャスト:ボン・ジェヒョン(Golden Child)/チュ・ハンニョン(THE BOYZ)/AleXa
最終話。これって怪談??
一番派手ではあったかも。
感想まとめ
わたしの感想は、
普通→「トンネル」「ひとりかくれんぼ」「中古家具」
面白い→「赤い服」「歯虫」
微妙→「壁間騒音」「婚姻」「顔泥棒」「マネキン」「脱出ゲーム」
かな。
5話あたりから急にクオリティが下がった印象。
前作よりは好み。
欲を言えば、邦題は揃えて同じ動画サービスで配信して欲しかったですね。