「花束は毒」の感想です。Audible(オーディブル)の聴き放題にて。
非常に聞きやすく(読みやすく)面白かったですが、全体的に物足りなさは感じました。
3.0
「花束は毒」作品情報
【著者】
織守きょうや『記憶屋』
【出版社】
文藝春秋
【オーディオ情報】
ナレーター:梅原裕一郎、福沙奈恵
時間:11時間11分
配信元:Audible(オーディブル)
「花束は毒」あらすじ
罠、また罠。100%騙される、戦慄ミステリー!
引用:Audible
「結婚をやめろ」との手紙に怯える元医学生の真壁。
彼には、脅迫社を追求できない理由があった。そんな真壁を助けたい木瀬は、探偵に調査を依頼する。探偵・北見理花と木瀬の出会をいは中学時代。彼女は探偵見習いを自称して生徒たちの依頼を請け負う少女だった。
ーあの時、彼女がもたらした「解決」は今も僕の心に棘を残している。大人になった今度こそ、僕は違う結果を出せるだろうか・・
「花束は毒」感想 軽くネタバレあり
「100%騙される」はちょっと誇張気味のような……。
途中である程度の結末の予想はついたので、ミステリー慣れしている方はもっと早く気づくのではないでしょうか。頑なに登場しないキャラがいるので、どうしても疑ってかかってしまいますね。
決定的な証拠=DNAだろうとは思ってましたが、入手方法がラブホか〜。
これは予想外!
実際はこんなに上手くコトは進まないでしょうが、真壁さんとご両親、気の毒すぎ。
私だったら最後言う…かな。
でも奴に目をつけられたくない。笑
主人公の木瀬がちょっと薄気味悪い。ずーーっとコイツには裏がある!!と疑っていたので、特になんもなく拍子抜け。勝手に疑っただけですが。ラストの選択に繋げるために、ああいう性格の描写だったのですね。
ラストはミステリーではなく最早ホラー。
北見探偵はドライで良いキャラだったな〜。
シリーズ化に向いてそうなキャラでした。
以上「花束は毒」の感想でした。
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