2018年のこのミス2位の「そしてミランダを殺す」と本格ミステリで有名な「星降り山荘の殺人」を読みました。
「そしてミランダを殺す」 ピーター・スワンソン
あらすじ
ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られる鮮烈な傑作犯罪小説。
引用:GoogleBooks
感想
面白かった〜。
登場人物が全員ヘン。
テッドも浮気されたくらいで殺人計画立てるのどうなのよ?と思ったんですが後々、元々ちょっとやべー奴なのが分かります。
そして第1部の最後。
( ̄□ ̄;)!!って感じの展開になります。
そして、オチ。
てっきり逃げ切るかと思った。意外なラスト。
ちょっとした、不満点。
- 終盤の刑事との対決が退屈
- 過去の殺人が発覚していない理由が、ただの運
映画化が決まっているらしい。楽しみ〜。
4.0
星降り山荘の殺人 倉知淳
あらすじ
ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。男女4人のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られる鮮烈な傑作犯罪小説。
引用:GoogleBooks
感想
超有名作品ですね。
クローズド・サークルものが大好きなので、昔から読みたかった作品です。
ちなみにこの作品のとある仕掛けについては、全く気づきませんでした。
読み直したら、ちゃんと伏線ありましたね。
犯人は何となく途中で分かるけど。
普通に面白い。面白いんですがハードルを上げすぎたせいか、期待はずれ感は否めません……。
あと古い作品なので仕方ないですが、登場人物の女子大生2人をあまりにアホに描きすぎ。あまりにアホなので、途中まで演技してるのかと思ってました。
驚くほどに主人公とヒロインに魅力がないです。(ヒロインは仕方ないんですけどね。)
一番気になったのが動機に関わる犯人と被害者の関係性について、主人公と読み手側は知らないのに他の登場人物が「業界では有名なので、みんな知っている」みたいな事を言うシーン。
文書はすごく読みやすいです。
2.5
以上、感想でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。