タイのサスペンスドラマ『ダラーの事件簿:殺人は花の香り』の感想です。
1.0

全体的に古くさい。
ネタバレを含みます。
作品情報
制作年 | 2025年 |
制作国 | タイ |
上映時間 エピソード数 | 6 |
吹替 | なし |
脚本・監督
タニカ・ジェンジェスタ
アリサ・ピエン
キャスト
ウッラサヤー・セパーバン
『ブラザー・オブ・ザ・イヤー』
ナパット・ウィカイルングロイ
『バッドガイス~悪には悪を~』
配信サービス
Netflix
本ページの情報は2025年3月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
結婚式の前夜にクライアントが亡くなり、犯人捜しに乗り出したフラワーアーティスト。上流社会の恐ろしい秘密を次々と暴いていくが、実はそんな彼女にはひそかな目的があった。
引用:Filmarks
感想
全6話のタイ制作ドラマ。結婚を目前にした新郎がサツガイされるストーリー。
被害者は「表向きは善人の金持ちイケメン」と最近よく見かけるパターン。
すっごく2時間サスペンスっぽい。
いや2時間サスペンスは大好きですが、全体的に古臭い&安っぽいカンジ。
主人公は妖艶で花が大量に出てくるので、映像は美しいです。
ダラーを演じたウッラサヤー・セパーバン。
オームを演じたナパット・ウィカイルングロイがスティーブン・ユァンに似ているなあと思いました。
ネタバレあり感想
登場人物は多いですが半数は空気で、オームやダラーの母親の件にもノータッチ。
関係者を集めての謎解きタイムが始まったときは『夜の来訪者』(2025)みたいに少しづつ全員が関わりがあるのかと期待しましたが、そんなこともなく。
この手のドラマで鑑識が機能しないのは定番ですが、それにしてもヒドイ。
今どき室温で死亡推定時刻がズレていましたーだったり、決定的証拠がペットの毛ってのも……。
リサが身を隠す動機も弱い気がしました。
父親に認められたいからとりあえず一回籍だけは入れるってのも意味不明。そりゃパムもキレるわ。だって未成年レ●プ魔なのに。
それだけ父権性が強いってことなのでしょうが。
結局、ダラーとサラスの関係性もよく分かりませんでした。
めっちゃ協力的でしたが、元からの知り合い?
描写見逃したのかなあ。
予想外の事件でダラーの目的(母親の件)がついでみたいになっちゃったのが消化不良。
特にドンデン返しとかもなかったし。
XやFilmarksの評判が良かったので最後まで観ましたが、自分には合わなかったというか久々につまらないハズれドラマでした。