韓国映画『#彼女が死んだ』の感想です。
4.0

面白かったー!
おすすめ
この映画はネタバレなしで視聴した方が楽しめます。
作品情報
制作年 | 2024年 |
制作国 | 韓国 |
上映時間 | 103分 |
吹替 | なし |
脚本・監督
キム・セフィ
キャスト
ピョン・ヨハン
『エンドレス 繰り返される悪夢』
シン・ヘソン
『ターゲット出品者は殺人鬼』
イ・エル
『ハピネスバトル』
配信サービス
U-NEXT
本ページの情報は2025年7月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
不動産公認仲介士のク・ジョンテは顧客から預かった鍵で家に入り込み、他人の人生を盗み見る趣味を持っていた。そんな彼が興味を抱いたのが、ソーセージを食べながらビーガンサラダの写真を投稿するSNSインフルエンサーのハン・ソラだった。ある日、ハン・ソラの家に入ることに成功したク・ジョンテは、彼女がソファで死んでいる姿を発見する。彼女の家に出入りしたことを知る何者かから脅迫を受けるようになったク・ジョンテは、ハン・ソラのSNSを通じて周辺の人物をあたる中で、華やかなインフルエンサーの裏にある秘密を知ることとなる。
引用:映画.com
感想
主演はピョン・ヨハンとシン・ヘソン。
『エンドレス 繰り返される悪夢』以来7年ぶりの共演。
2人ともここ数年、主演で出まくってますねー。
演技派2人で見応えありました。
主人公がひたすら気の毒な目に遭うのですが、バリバリのストーカーで犯罪者なので感情移入はしづらい。
インタビューを読むと、脚本家さんも同情できないように描いたようです。
以下、ネタバレあり!
ネタバレあり感想


ストーカー相手がサイコパスでした。
ぶっちゃけ、この手のジャンルの映画をよく観ていれば「これ、ハン・ソラの狂言だろうな」と早々と気づくと思うんですよ。わたしは死体が消えたシーンでピンと来ました。
ただこの映画が面白いのは、中盤辺りで生きているのをネタバレしちゃうところ。
そして、想像の100倍ハン・ソラの人間性がヤバかった件。
「わたしより不幸な人間いる??」って。
いっぱいおるやろ。
一連の狂言の流れも、普通ならジョンテ1人の為に回りくどいコトしすぎ!と突っ込むところですが、ハン・ソラの承認欲求がハンパないので説得力がありました。
キャストについて
シン・ヘソンの悪役は初めてて新鮮でした。
『哲人王后』の存在感が強烈すぎて、顔芸の印象が根付いていたんですが、やっぱり演技上手いですよねー。
あとは主演のピョン・ヨハン!
ジョンテ役にピッタリすぎ。
ピョン・ヨハンってすごく人に安心感を与える人相してません??
めっちゃイケメンなのに話しかけやすそう、みたいな。
(普段はすげー気難しい雰囲気かもですが)
ジョンテのキャラクターとマッチしていたと思います。
ジョンテも変なキャラクーでしたよね。
出所後もヘラヘラして現実が見れていないとうか。イ・エル演じる刑事に向かって『僕、気に触ることしました?』と聞いちゃう辺りがもうね……。
SNSをテーマにした映画には飽き気味でしが、中だるみもなく楽しめました!おすすめ。