Netflixのオリジナルドラマ『ボドキン』 の感想です。
実話に着想を得たそうですが、調べても元の事件は分かりませんでした……。
ネタバレを含みます
3.0
作品情報
◆配信開始
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) May 9, 2024
Netflixシリーズ『ボドキン』(アメリカ)
アイルランドの平和な田舎町でかつて起きた、見知らぬ3人が謎の失踪を遂げた事件。ポッドキャスターの一団はその調査に乗り出すが、彼らを待ち受ける真実とは?
ダークなユーモアを交えたサスペンスシリーズ。#ボドキン pic.twitter.com/XYICvPkiFQ
制作年 | 2024年 |
---|---|
制作国 | アメリカ・アイルランド |
エピソード数 | 7話 |
吹替 | あり |
監督
ブロンウェン・ヒューズ
『何様なのよ?』『シャンタラム』
ジョニー・アラン
『デビルズ・アワー〜3時33分〜』
配信サービス
Netflix
本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
アイルランドにある、のどかな海沿いの町で、町の外から来た3人が謎の失踪を遂げる事件が発生。「Bodkin (仮題)」は、この事件の調査に乗り出した寄せ集めのポッドキャスターたちを描く、コミカルなダークサスペンスです。調査を進めるうちに彼らは、事件の裏に想像をはるかに絶する規模の奇妙な物語が潜んでいることに気づきます。事件、同僚、そして何よりも自分自身について、現実と虚構を見極めようと必死にもがく主人公たち。真実とは何なのかという疑問を投げかけ、信念や恐怖を正当化するために私たちが自分自身に語り聞かせている物語を解き明かしていくドラマシリーズです。
引用:Filmarks
登場人物(キャスト)
ダヴ(シボーン・カレン)
新聞記者。情報提供者が自殺。上司命令でギルバードへ同行する。
出典:TMDB
シボーン・カレン
1990年(34歳)
アイルランド生まれ
167㎝
出演作『ポーラ情事の代償』『切り裂き魔ゴーレム』『刑事マシュー・ヴェン哀惜のうなり』
ギルバート(ウィル・フォーテ)
ポッドキャスター。トゥルークライムポットキャストを配信中。借金がある。
出典:TMDB
ウィル・フォーテ
1970年6月17日 (53歳)
アメリカ生まれ
出演作『ブックスマート卒業前夜のパーティデビュー』
エミー(ロビン・カーラ)
ダヴの同僚でリサーチャー。ギルバート、ダヴの取材に協力。
出典:TMDB
ロビン・カーラ
1995年8月2日 (28歳)
出演作『trying〜親になるステップ〜シーズン3』
ショーン(クリス・ウォーリー)
エミーが雇った案内人でオシェイの養子。
出典:TMDB
クリス・ウォーリー
1995年6月20日 (28歳)
出演作『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
シェイマス(デヴィッド・ウィルモット)
通称アナグマ。密輸人。
デヴィッド・ウィルモット
アイルランド生まれ
その他の登場人物
オシェイ
ダブ達の宿泊先の主人。
パワー
地元警官。
テディ
パワーの息子。
フィンダー
IT社長。
感想(ネタバレなし)
まあまあ面白かったです
話数も7で短すぎず、長すぎず。毎話ごとに何かしら事件が発生したり、衝撃の事実が発生するので最期まで飽きずに見れました。
序盤からナゾがテンコ盛りでわくわく〜。
失踪者の情報(1話時点)↓
- フィオナ(教師)
- マラキ・オコナー(名前以外不明)
- 少年(名前含めすべて不明)
その他に案内人のショーンが行方不明になったり、ダヴが覆面の2人組に脅されたり……。
これらがすべて1話で描かれるので、掴みはバッチリ。
ポットキャスター
ギルバートはポットキャスター。扱うジャンルはトゥルー・クライム。
何年か前から大人気ですよね、ポッドキャスト。特にアメリカで人気のイメージ。
わたしもたまにSpotifyで聞いています
“トゥルー・クライム”は実際にあった事件や犯罪を扱うポッドキャストのジャンルの1つ。
わたしがこのジャンルを知ったのは、俳優の大谷亮平さん・声優の谷山紀章さんが司会の『トゥルークライムーアメリカ殺人ファイルー』を聞いたのがキッカケ。
#AuDee で独占配信✨
— AuDee(オーディー)【公式】 (@AuDee_jp) May 29, 2022
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犯罪ドキュメンタリー・トーク番組#トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル
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俳優 #大谷亮平 と声優 #谷山紀章 が、恐るべき殺人鬼たちの心の闇に迫ります。
見えないからこそ恐怖する、“耳”感型エンタテインメントを、どうぞお楽しみください!
詳しくは画像をタップ!
もう更新はされていませんが、今でもSpotifyで聞けますよ〜
すべてのポッドキャスターがそうかは不明ですが、ギルバートは関係者にインタビューをした内容を配信するのみ。あくまでインタビュー内容を伝えるだけで事件解明はしないスタンス。そのせいでダヴとは衝突しがち。
行く先々でイジられていてドラマでの立場が少し前のユーチューバーみたい。
それぞれの問題
ギルバート、ダヴはそれぞれ問題を抱えています。
ギルバートは借金問題と妻との不仲。ダヴは情報提供者の自殺と逮捕寸前。
ダヴはなかなかクセ強で面白い主人公でしたね〜。「空気ともケンカしてそう」と言われていたのも納得。
さすがに4話あたりはエミーに当たりが強すぎて引いたけど。あの調子だと情報提供者にも強引に迫っていたと思われ。
でもダヴってエラソーなわりに実は大して事件解決に貢献していないんですよ。
行動力が抜群なだけで推理も外しまくっていた印象。ってかシェイマスに固執しすぎ。
解決したのはほぼエミーのおかげ。
フィンダーとは上手くいかなかったかー……。
でもあの状況で爆弾の存在を信じないのは無理もないのでかわいそーな気が。
子供のころのあだ名で罵倒するのはよくないと思います!
感想(ネタバレあり)
3人失踪の真相は、かなり拍子抜けでした。
何よりひき逃げされたヒッピーの扱いひどない??
けっきょく身元不明のままってこと!?
ギルバートは番組でこの女性の身元を調査すればいいじゃん。
ショーンとシェイマスが親子問題もショーンのキャラに魅力がなさすぎてどうでも良すぎて……。
でもショーンとオシェイの会話はちょっとウルっときた
ダヴたち3人が本当の意味で団結したのも最終話。遅すぎる〜。
“リミテッドシリーズ”の記載がなかったので、評判が良ければシーズン2があるかもですが。
エミーは会社に残ったし、新聞とポットキャストの取材という名目でいらくでも続編は作れそう。