ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(2024)各話あらすじ・感想

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降り積もれ孤独な死よ

『降り積もれば孤独な死よ』の感想。

久々に地上波ドラマ見てます〜。
といってもHuluの配信でですが。

原作マンガは無料分の1話だけ読みました。

小豆

成田凌と吉川愛スキなので楽しみ〜

毎週更新予定

ネタバレしています

3.5

目次

作品情報

制作年2024年
制作国日本
エピソード数10
吹替

監督

内藤瑛亮
二宮崇
高杉孝宏

キャスト

成田凌
『逃亡医F』
吉川愛
インフルエンス

配信サービス

本ページの情報は2024年7月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。

あらすじ

2017年。とある屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見された。 遺体は子どものものと見られ、壁には特徴的な六角形の謎のマークが描かれていた。刑事の冴木仁(成田凌)たちは、遺体の身元確認と、屋敷の持ち主である灰川十三(小日向文世)の行方を追うことに。 そんな中、灰川を“父”と呼ぶ蓮水花音(吉川愛)が現れる。灰川とは、血のつながりも戸籍上のつながりもない花音だが、育児放棄を受けていた自分を救ってくれ、6年前まで“本当の家族”のように一緒に暮らしていたという。さらに、屋敷で暮らしていた子供は全部で19人いたと明かす。 花音の話を聞き、警部補の五味(黒木メイサ)や、巡査の鈴木(佐藤大樹)は、13体の遺体は、19人の子どもたちの誰かである可能性が高い、と考えていた。ところが、花音は「父は犯人ではありませんよ」と訴えて――。 時が経ち、2024年。若者たちが集まる繁華街では、1人の少女が行方不明となっていた。少女を捜す記者の森燈子(山下美月)は、刑事でなくなった冴木の元を訪れ、こう告げた。 「本当にあの事件はもう終わったんですか?」

引用:Filmarks

各話感想

1話

2024年、取材で関わった少女の行方を捜している記者の森。
行方不明になった少女のタトゥーから7年前に起こった灰川邸の事件との関連を疑い、元刑事・冴木に会いに行く。

2017年、冴木は屋敷の地下室で白骨化した遺体を発見する。
(扉開けた瞬間に臭いそうだけど)
屋敷の持ち主は灰川十三。行方不明。

ニュースを見た蓮水花音が警察へ訪ねてくる。十三は犯人ではないと言い切る花音。
灰川邸では虐待や育児放棄された子どもが集団で共同生活をしていたのだ。

6年前に突然、十三が理由も告げず共同生活を終わりにしたため、子どもたちはバラバラに。
当時の子どもたちの写真を見せてもらった冴木は、その中に異母弟蒼佑を見つける。
(この時の成田凌、指が震えてるんだけどワザとらしくなくてスゴイわあ)

捜査を外された冴木は通り魔殺人の捜査を命じられる。
納得のいかない冴木は花音と2人で蒼佑母を尋ね、蒼佑の生存を確認。
(蒼佑母の逃げ方がめっちゃアグレッシブで笑った)

生存者の5名(1人は行方不明)に事情聴取をしたが全員が十三の無実を主張。
十三の身柄が確保された。

感想

これ原作は未完なのか。
いきなり警察を辞めている冴木。冴木がマンガよりテンション低めだね。他にも性別変更やドラマオリジナルのキャラがいるみたい。花音のビミョーに似合っていない服はワザとだよねえ??マンガだと落ち着いた大人の女性って感じの見た目だったけどワザと幼くしてんのかな。
十三さっそく捕獲されてんじゃん。

2話

十三はあっさり犯行を自供。

階段から突き落とされた花音。冴木に「自分を狙ったのが灰川邸の真犯人で生き残った子どもたちを殺す気ではないのか?」と述べる。

現場に残されたリッカのマークから灰川邸の生き残りを疑う冴木と花音だが、全員にアリバイがあった。
しかし蒼佑のアリバイが母親のウソだったことが判明。
母親にDVをしていた蒼佑。

留置所では十三を首をつっていた……。
(えー小日向さん退場!?)

感想

花音あやしいー。新人刑事も。メタ的な視点だと川相警部。だった野間口さんだし。
もし十三が自殺でなければ、警察関係者が犯人で決定しちゃう。
障害事件の犯人ってやっぱり蒼佑??ってか冴木はこっちの捜査もちゃんとしろ。
蒼佑はあの状況で冴木のことを恨んじゃうのかあ。お互い子どもだったのに。でも虐待被害者は年齢が幼いほど当事者より助けてくれなかった周りの人間を恨むと昔読みました。

3話

十三はおそらく自殺とのこと。
鈴木は十三が死亡した時間に外の監視カメラに不審な男を確認した。
(いくら不審つったってさすがに部外者が中に入れないよねえ?)

五味に呼び出された冴木は「連続障害事件の犯人は冴木なんでしょ?」と問い詰められる。
罪を認めた冴木だが、まだ自首できないと言う。了承する五味。

花音の元へ顔に火傷痕のある男が忍び寄る。

感想

障害事件の犯人って冴木なの!?
めっちゃビックリしたんだが。いやー1話目の祈りのポーズって何の意味があるんだろうと考えてたんだけどここで回収されるのね。
蒼佑の母親がなんかすごくイヤ
五味が死にそうで怖い。

4話

冴木は顔に傷のある男=神代ではないかと疑う。

花音によると、悪い仲間とつるむようになった神代に出ていくよう言った過去があるため恨まれてもおかしくないとの事。また、神代は十三に実の息子がいるとも言っていた。

神代の母親に会いにく鈴木。
(お母さん、ハセキョー!)
母親も行方は知らないようだ。

十三の正体を突き止めるため彼の故郷だと思われる村に向かう冴木と花音。彼は幼い頃、実の父親を殺害していた。

灰川邸にいた冴木、鈴木、花音は顔に傷のある男に襲われる。
なんとか撃退するが、直後に花音が意識を失ってしまう。

感想

鈴木弱すぎてあやしー!
ってか十三の実の息子が鈴木では??
傷のある男、明らかに鈴木狙いだったよね。彼は悪人ではなくて、鈴木(犯人)を狙ったのでは。
花音が犯人だと悲しいから鈴木が犯人であって欲しい。笑

5話

花音は命に別状はなく、無事に退院した。
(花音、頑丈すぎ!)

灰川邸殺人は正式に再捜査が決定。冴木が担当に。

五味は冴木に花音の件で公私混同しないよう忠告。
冴木は花音に、これ以上捜査には関わらないで欲しいと伝えた。

十三の日記から彼の子どもの名前が「ジュン」だと知った冴木。
五味も「我が子を食らうサトゥルヌス」を購入したのが鈴木だと知る。
その頃、鈴木が蒼佑拉致する。

感想

やっぱり鈴木!!
でも話数的に十三邸の真犯人ではない??動機は嫉妬かな。
冴木って事件が解決したら自首するんだよね。そんな人が担当刑事だと裁判のときに不利になるんじゃ?と勝手に心配してしまう。
花音はサイコパスっぽいなー。恐怖心なさそう。フラグビンビンだった蒼佑はやっぱり襲われたました。
今のところ現在版の必要性を感じない。そしてあいみょんの挿入歌が絶望的に合っていない……。
眼鏡の人、冴木には「俺は他の奴らと違う」って態度だったのに普通に仲良しなんだね。

6話

鈴木と十三が親子だと警察内部でも事実と認定され、追われる鈴木。

監禁した花音と蒼佑に自分が子どもたちと十三を殺害したと告白する鈴木。

単身、監禁現場へ乗り込む冴木。花音と蒼佑は救出したが、挑発され鈴木を殴りつづける冴木だった。

感想

単独行動は萎えるなー。そして花音はいつの間に捕まったんだよ!
怒涛の展開だったけどツッコミどころ満載の回。成田凌がイケメンだから良いか。
あのまま冴木が殴り殺しちゃう??
多分9話か10話まであると思うけど、もしかすると今後は現代パートがメインになるのかも。

7話

鈴木を殴り続ける冴木。
拳銃を奪われ撃たれそうになるが蒼佑が冴木を庇い死亡……。
その後、包囲された鈴木は自殺。

2024年、灰川邸生き残りの1人、マヤが殺害された。
五味と再会した冴木は記者の森と行方不明の少女を捜すことに。

少女を連れ去った人物に花音が浮上。
花音が階段から突き落された時のマヤのアリバイが嘘だったことも発覚し、五味はマヤ殺害も花音の仕業ではないかと疑う。

灰川邸の近くで白骨が発見された。

感想

冴木がやらかし過ぎでイライラしたー!!
なぜ手錠を外すのか。
銃を奪わせる展開の為だろうけどさー。不自然だよ。
十三もねえ。「愛でしょ」と言われても鈴木からすると知らんがなって仕打ちだよな。

花音怪しいと思ってたけど、怪しすぎるから違うな笑
少女を連れ去ったのは十三と同じく保護だと予想。

白骨死体は1人だけ行方知らずだった神代かしら。

8話

2024年。墓地で再会した冴木と花音。花音は『冴木さんを巻き込まない』と告げて去った。
十三邸の生き残り東が交通事故に遭い、意識不明に。目撃者によると誰かから逃げていた様子で急に道路に飛び出したらしい。

健流の母、陽子に会いに行く冴木と森。
陽子は健流には会っていないが、毎年黄色いカーネーションを送ってくれていると言う。

健流の過去を話す陽子。再婚相手との間に息子が生まれると、夫が健流を虐待し始めたのだ。夫の機嫌を損ねたくなく、陽子も健流を突き放した。
問題行動を繰り返すため、十三邸を追い出された健流は陽子宅を訪ねた。

すでに離婚していた陽子は、健流を受け入れ弟と3人で暮らし始めたが、健流が弟の首を絞めている現場を目撃し、自ら追い出した。
冴木と森が帰った後、陽子宅のインターフォンを鳴らす傷のある男。

冴木と森記者は行方不明の少女をシェルターで発見。花音は少女を匿っていた。

花音は十三の生まれ故郷にいた。

次の瞬間、花音の目の前に現れる冴木。
(ワープしたんか?)

花音の行為は未成年誘拐に該当する。
「一緒に逃げよう」と言う冴木。

次の瞬間、傷にある男が冴木に遅いかかり『逃げろ、花音!』と叫んだ。
その場から逃走する花音。

白骨遺体は健流だった……。

感想

記者の過去編いる??

わたしの犯人予想は…陽子!!
そして傷のある男は健流の弟でしょ。
花音の仲間?になった経緯や健流の死因は分からないけど、健流を追い出した花音たちを恨んでいるのが動機では??マヤが殺害される直前に謝ってたし。

9話

五味たちに確保された顔に傷のある男。
取り調べで黙秘を貫くが冴木や森記者が正体を突き止めた。

男の正体は瀬川涼。花音とは養護施設で一緒だった幼馴染。
花音を苦しめる母親が住むアパートを放火。
火傷はその時に負ったものだった。

第一容疑者だった健流が死亡していた為、彼の足取りを追う五味たち。
捜査の過程でカーネーションを陽子の自宅に置いていたのは十三、その後カーネーションを購入したのがマヤだと分かる。マヤは黄色のカーネーションを購入しようとしたが花言葉が軽蔑だと知り、色を赤へ変更。

そして陽子がカーネーションの購入者を調べに来たことも知る。

その頃、陽子と対峙する花音。

感想

顔に傷にある男の正体がまさかの新キャラ!笑
もう少し伏線とかさあ……。あの毒親はどうでもいいけど、放火は駄目でしょ。他人を巻き込む可能性があるんだから。なんで陽子宅を訪ねたんだろう。

やっぱり犯人は陽子かなあ。ハセキョーがちょい役なワケないもんね。
多分花音を除くメンバー(悟も違う?)で健流を殺害したんだね。カーネーションを送ったのは生存してると思わせる為で赤いカーネーションを送ったせいで偽造がバレた??
破られた日記のページにはそのことが書かれていたと予想。

次回はいよいよ最終回。

10話

健流殺害の真相が明らかに。
2011年、十三の誕生日を祝う花音たち。

子供に絵本を読むためその場を離れる悟。
花音は物置で健流を見つける。

健流は花音に十三には実子がいる、俺達は代用品だと伝える。
突っぱねる花音。
激昂した健流は花音の首を絞める。

マヤが花音を助けるため、背後からハサミで健流を刺した。
もみ合いになり、健流が足を滑らせ転倒。ハサミが深く刺さり死亡。十三と東が遺体を埋めた。

陽子に問い詰められたマヤは真相を話す。マヤを突き落とす陽子。

冴木はパトカーを盗んで(タクシーで行けばいいだろ!)灰川邸へ向かう。
逃走した涼もバイクで向かい、陽子を殺害しようとする。

庇って撃たれた冴木。
その後、警察が到着して陽子は逮捕された。

マヤ殺害を認めた陽子。
生きていた冴木。墓地で再会した花音と2人歩きだす。

感想

犯人は陽子(ハセキョー)でした。

健流と陽子が他責すぎて……。
後半が失速して残念。原作が連載中だから脚本も試行錯誤したんだろうけど。
クライマックスシーンを前半・中盤に持ってきすぎた印象。
(冴木が暴行事件の犯人だったこと、蒼佑死亡など)

警察無能すぎ。
あと、花音は転落を自作自演するなら1人で落ちれば良かったのでは??

成田凌と吉川愛は本当に良かった!
特に花音は演技がビミョーな俳優さんが演じたら、かなり痛いキャラになっていた気がする。
あとは伏線をすべて回収してくれたのも◎。

Huluオリジナルストーリーについて

別に見なくても大丈夫な内容です。笑。
本当におまけ程度。まあ本編に影響あるような内容には出来ないだろうし、仕方ないかと。

個人的には冴木と花音の仲をもう少し発展させて欲しかった!
ラブストーリーじゃないから無理だったのかなあ。

ラストの成田凌の笑顔、めっちゃイケメン。
あいみょんの曲も良かったわあ(手のひら返し)。

原作漫画めっちゃ読みたくなる。

降り積もれ孤独な死よ(1)

井龍 一/伊藤 翔太 講談社 2021年11月22日
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