Amazonオリジナル作品『戦慄ダイアリー 屋根裏の秘密』の感想を書いていきます。
メキシコ制作。ジャンルはSFサスペンス。
3.0
小豆ストーリーはわりと在り来りかも。
一部修正・追記しています。
作品情報
Domingo 10 pm. Perfecto para ir a @PrimeVideoMX y ver EL DIARIO pic.twitter.com/MY7gIPrYJ3
— Irene Azuela (@IreneAzuela) October 7, 2024
| 配信日 | 2024年10月4日 |
| 制作国 | メキシコ |
| 上映時間 | 82分 |
| 吹替 | あり |
監督・脚本
エマ・ベルトラン
アルバ・ヒル
パメラ・ポンス
キャスト
イレーナ・アスエラ
マウリシオ・オフマン
イザベル・アローヨ
配信サービス
Amazon Prime Video
本ページの情報は2024年10月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
離婚したオルガは娘ヴェガと2人で心機一転、新居へ引っ越す。
ある日、屋根裏でおもちゃ箱を発見したオルガ。その中にあった日記には殺人の詳細が記録されていた。
おもちゃ箱は、廃棄しても元の場所へ戻ってくる。不気味な現象に恐怖したオルガは精神科医のカルロスと日記の持ち主と被害者を特定することに。
カルロスの恩師である筆跡学者へ日記の鑑定を依頼。結果は執筆したのは女性で書いたのは最近、利き手が不自由、最初の犠牲者は身近な大人……という内容だった。
オルガは最近手をケガしたヴェガを疑い始める。
登場人物
オルガ
離婚して娘のヴェガと2人暮らし。全財産で家を購入。屋根裏で日記を見つけてから不気味な現象に悩むように。
ヴェガ
オルガとヴィクトルの娘。過去のトラウマからカウンセリング中。
カルロス
ヴェガのカウンセラー。
ヴィクトル
オルガの元夫。同棲中。
ネルサン
ヴィクトルの恋人。
感想
重大なネタバレはありません
小豆登場人物が少なくて良かったわ〜。
分かりやすい。
もう少しホラー・スリラー寄りかと思っていましたが、恐怖映像はありませんでした。
タイトルに戦慄とかついてるから……。
原題は『EI Diario』。そのまま「日記」という意味らしい。
殺人鬼に狙われるスリラー映画と勘違いしていましたよ。
バリバリSF要素あり。
中盤でタネ明かしされるので特別ネタバレでもないと思いますが、要するに自分の娘が将来殺人鬼になるのを阻止しようと奮闘する母親のお話。日記は未来のヴェガが書いたもの。
Netflix映画『ザ・コール』の超ソフト版って感じ？？（あっちは他人だけど）
あとジャンルが全く違いますが、殺人鬼の日記繋がりで『サイコパス・ダイアリー』も思い出しました。
小豆どっちも面白かったな〜
わたしは犯人や被害者を突き止めようとする前半の方が面白かったです。
ストーリはあるある
主人公がシンママ、虐待を疑われる、親権争い、元夫はすぐに新しい女を作るets……。
小豆洋画でよく見る〜
ちょっと珍しく感じたのは、第三者がいても超常現象が起こるトコロ。
おもちゃ箱がカルロスの前でも屋根裏へ出現するシーン。
大体は主人公が一人になった途端に発生するイメージだったので。
あとこの手の映画にしては嫌悪感を覚える登場人物がいませんでした。
強いて言えば元夫が同棲するのが早すぎたぐらい？？
オルガも賛否はありそうですが、個人的にはああするしかないわなって感じです。
パッケージにデカデカ写っているのにカルロス何の役にも立ってないじゃん！
というか筆跡学者の女性すごすぎ。あそこまで詳細に人物像の特定が出来るもんなんでしょうか。
小豆そういえばクリマイでも文章からプロファイリングしているエピソードあったなあ。
ヴェガは潜在的サイコパス？？
筆跡学者によると殺されそうになって加害性に目覚めたとのコトでしたが、その前に犬と結局◯◯を殺しているからな〜。
犬に関しては快楽目的ではなく「楽にしてあげたい」が動機なので純粋にサイコパスとは言えませんが。
楽にしてあげる為に殺す=善と描写される場合もありますしね。
両親にも愛情を受けている様子ですし、生まれつけなのか。
やっぱり同棲が早すぎた元夫が悪いな！
娘を呼ぶ時ぐらい別の場所へ泊まってもらえばよかったのに〜。
冷静に考えると、日記を読んでも読んでいなくても未来に何も影響がないのが残念なポイント。
どうしよ〜と悩んでいる間に殺人が起きちゃった！な展開だし。
「揺れ」も心理的な比喩かと思っていたらまんま「地震の揺れ」って。
キャストについて
お初な方ばかり。
オルガ役イレーナ・アスエラはメキシコ出身の俳優さん。1979年生まれ。
ヴェガ役の子役と。
Netflixドラマ『ベラスコアラン』や『モナルカ』に出演。
劇中特に活躍しなかったカルロス役はマウリシオ・オフマン。1977年、アメリカ生まれ。
出演作はNetflix『ノンネゴシアブル〜ソレは譲れない！〜』等。
SFではなく、普通にオルガとカルロスが殺人鬼を捜すストーリーで見たかったです。
小豆でもオチは好き！
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