ホラー映画「ファイナル・ジャッジメント」を観たので、感想を。
おそらくタイトルや監督に釣られて鑑賞した人が多いと思いますが、わざわざ観なくて良いと思います。笑
作品情報
監督・脚本
監督:ジェフリー・レディック
脚本:ジェフリー・レディック
『ファイナル・デスティネーション』
『ルール6』『ドント・スリープ』
キャスト
コートニー・べル
ウィル・スタウト
ジャクリーヌ・フレミング
『ベーリング上の怪物』『女霊館』
スカイラー・ハート
ジェレミー・S・ホルム
『Among the Beasts』
配信サービス
U-NEXT本ページの情報は2024年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて ご確認ください。
あらすじ
見知らぬ男が暴行されている場に遭遇するも、父親を強盗事件で亡くしたトラウマから見て見ぬふりをしたケイトリン。彼女を含め、暴行を目撃した者は誰も被害者を救おうとせず、後日彼が死亡したことを知る。それ以来、彼女の周囲で不思議なことが起き始め…。
引用:U-NEXT
感想 ネタバレあり
U-NEXTの新着にあったので鑑賞〜。
よくある有名作品のパチもんかと思ったら『ファイナル・デスティネーション』の脚本家さんが監督なんですね。
勝手に「ファイナル〜」の邦題を付けられたのかと思いきや、内容もだいぶ寄せてました。
ユネクによると、見どころは
『ファイナル・デスティネーション』の脚本家、ジェフリー・レディック監督によるエンドレスホラー。目に見えない力が巻き起こす恐怖と、現代社会の闇を巧みに描いている。
引用:U-NEXT
とのこと。
トラウマを抱えるケイトリンを演じるのは、コートニー・ベル。
コートニー・ベルのInstagramより引用
公園でジョギング中のケイトリンは、一方的に殴られる男性を目撃。
周りにも目撃者はいますが、誰も助けに入りません。
「あらすじ」ではケイトリンが「見て見ぬふりをした〜」と、まるで被害者を見殺しにしたかのような書き方ですが、普通に通報していましたよ。
後に目撃者の1人も言っていましたが、銃を持っているかもしれませんし、父親の事件を抜きにしても迅速に動くの難しいような……。
通報せずに撮影していた男性が1人。(←多分この辺が現代社会の闇の部分)
恐怖で助けられないは分かるけど、撮影は理解できない〜。
すごーくポジティブに考えると通報した後での撮影なら、後々証拠になるので吉と出る場合もあるかも。
他の通行者も見殺しというよりは、戸惑っていたといった表現が正しいと思います。
この撮影者の男性がテレビ番組のインタビューに答えた後、転落死。
よくインタビューに答えられるな、おまえ。
被害者には弟がいるのですが、コイツがTVで目撃者の実名を暴露しちゃいます。
ケイトリンは通報しただろーが!同姓同名の人が可哀想。
でも、自分も身内が同じ被害者の立場なら責めちゃうかも……。
目撃者の1人は、通行人のばあさんに唾を吐きかけられる始末。
日本でも炎上すると在籍している学校や会社に凸する人がいるみたいですが、そっちのが恐ろしいですね。
どういう心理状態なんだろう。
この後、目撃者が1人ずつ死んでいくわけですがグロや恐怖シーンは一切ありません。
ついでにジャンルがホラーなのかサスペンスなのかも、さっぱり分からない。
殺害のペースをあげてグロシーンでも入れてくれれば退屈しなくて済んだのに。
ここからネタバレしています。
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普通に被害者弟が犯人て……。
意外性がなさすぎて、逆にビックリですよ。
恋愛脳のせいか、途中で被害者弟とケイトリンのラブが始まるのかと期待しちゃいました。
そもそも、1番動機のある弟をなぜ警察もケイトリンも疑わないのか。
警察が無能すぎる。
ホラーもサスペンスも中途半端でしたね。
俳優さんも知らない方ばかりで、パッとしませんでした。
ケイトリンの彼氏はイケメンだったけどなんだか演技がビミョー。
目撃者の1人の女優さんが可愛くて印象に残ったぐらいかな〜。
アマンダ・グレイス・ベニテスのInstagramより引用
きれいでしたね〜。この女優さん。
アマンダ・グレイス・ベニテスという方。
犯人は生身の人間ですが、同時に超常現象も起こっており、ナニを訴えたかったので良く分からない作品でした。
同じような事件の目撃者が殺害されていく作品だとドラマですが、Netflixの「スラッシャー:夏至」がグロさもストーリーも数倍、面白かったです。
といっても、ラストの方でケイトリンがトラウマに打ち勝つシーンはなんやかんや感動しました。
その後の、申し分程度のどんでん返しはあってもなくても良かったかな。笑
被害者はこの人のところに
化けて出ないのか( ˙▿˙ ; )??
以上「ファイナル・ジャッジメント」の感想でした(,,ᴗˬᴗ,,)⁾⁾⁾(,,ᴗˬᴗ,,)⁾⁾⁾