韓国ドラマ
「軍検事ドーベルマン」
の感想です。
韓国初の軍検事、軍法廷を題材にしたドラマとのこと。
作品情報
2022年／韓国／全16話
【監督】
チン・チャング
『バッドパパ』
【脚本】
ユン・ヒョノ
『弁護人』『無法弁護士〜最高のパートナー〜』
視聴方法：楽天viki
Netflix、Amazon、U-NEXT配信なし
（2023年4月時点）
あらすじ
ド・ベマン(アン・ボヒョン)はカネに忠誠を誓う腐った軍検事。民間の法律事務所のパートナー弁護士としてスカウトされるために、5年間の軍生活を終える日を待ち望んでいる。そんな中、除隊を一カ月前に控えたベマンの前に「法に勝る階級はない」と軍法を第一に考える新任・軍検事のチャ・ウイン(チョ・ボア)が現れる。上意下達の軍の世界で、階級関係なしに突き進むウインに対し、自分が除隊するまで事を起こすなとベマンは忠告する。そんな時、IMディフェンス会長ノ・テナム(キム・ウソク)とアイドル歌手アレンがハン・セナに性的暴行をし、セナはウインに助けを求める。赤髪姿で現れたウインは彼らを一掃、更にはアレンを拉致する。一方、同じくテナムの事件を追っていたベマンは、登録されている情報とは全く違うウインの正体に疑問を抱くようになるが…。
引用：衛星劇場
登場人物／キャスト
小豆主要登場人物たち。
ト・ベマン／アン・ボヒョン
出典：衛生劇場
主人公。軍検事。司法試験に合格したが、中卒で就職が困難だっため金のためにヨン・ムングの手下として動く。
演じるのはアン・ボヒョン。身長188センチ。体格が良いせいか２メートルぐらいに見えました。
わたしがみた事のある作品だと『マイネーム』『イカロス』に出演。
チャ・ウイン／チョ・ボア
出典：衛生劇場
新人軍検事。防衛産業会社IMディフェンスの元代表の娘。
演じるのはチョ・ボア。アクションがカッコよかったです。出演作は『愛の温度』『フォレスト』等。『ウチに住む男』の主人公の後輩役、好きでした。
ノ・ファヨン／オ・ヨンス
女性初の女性師団長。秘密組織「愛国会」の唯一のメンバー。
演じるのはオ・ヨンス。お顔が優しそうなのが、余計怖かったです。出演作は『クリミナル・マインド：KOREA』『トライアングル』等。
ヨン・ムング／キム・ヨンミン
大手法律事務所「LOW＆ONE」の代表弁護士。ファヨンとテナムの弁護人。
話が進むほどに小物化していった・・。演じるのはキム・ヨンミン。わたしはお初の俳優さん。この人の「Xファイル」の言い方がなぜか面白くてクセになりました。出演作は『愛の不時着』『かくれんぼ』等。
ノ・テナム／キム・ウソク
IMディフェンスの会長。ファヨンの息子。
演じるのはキム・ウソク。愛犬ボルトがめちゃくちゃカワイイ。この方もお初。今作のMVPじゃないですか？？
他のドラマでも思うんですが、後半急にいい人化する予定なら、もう少し前半の悪行を軽めの内容にしてほしいです。
感想 ネタバレあり
軍検事という、馴染みのない題材で前半は新鮮で楽しましたが後半はいつもの韓ドラに。
この感じ「自白」に似ています……。
アン・ボヒョンとチョ・ボアが共に両親の復讐相手、ノ・ファヨンを倒すために軍の不正を暴くおハナシ。
キャストについて
とりあえず、アン・ボヒョンがカッコよかったです。
軍服姿が似合いすぎ。デカいし、ムキムキで繰り出すパンチや蹴りが痛そう〜。
最初に銀行の頭取の息子をハメていましたが、彼の過去の事件を知った上で引き受けたのか、たまたまだったのかは良くわからなかったです、わたしには。
ただ、パワハラを揉み消していたので、やはり結構な汚れ仕事をしていたんだろうな〜。
ベマンが最初は普通に嫌なヤツなので、ウインを応援しながら視聴していました。
ベマンが「ウインの猟犬になる」とか言ってましたが、最期まで対等なパートナーという感じだったような。
２人の好きなシーンはウインがチンピラの指をうっかり切断したシーン(´^ω^｀)
ベマンの「ほんとに切ったんだぁ……」みたいな妙に薄いリアクションとダブルで笑えました。
オ・ヨンス怖かったわ〜。黒幕なのに珍しく自分の手を汚します。足切断シーン、あんな不衛生そうな場所で大丈夫？やりすぎだよ〜。（この時のムング弁護士のどん引きした顔が笑えるww）
なぜあそこまで権力にこだわっていたのかは、ナゾ。
手榴弾のシーンは、息子も他人を失明させたわけだし、アレぐらいしても良いんじゃない？と思ったり。駄目か。まあ完全な毒親には変わりないですね。
後半は完全にキム・ウソクに持っていかれました。
前半とは別人のよう。銃乱射事件のあとに犯人と疑われるのは自業自得とはいえ、気の毒すぎる。お母さん、せめて抱きしめてあげて〜(இωஇ)
犬を大事にする人って、何割増しかでよく見えますよね。
次回作ではキム・ヨンデ主演の時代劇「禁婚令」に出演したようです。
引用：キム・ウソクのInstagram
小豆ドーベルマンのボルトが癒やしだった〜！！
もっといっぱい出て欲しかった〜。
さいごは再会できて良かったです。
ムング弁護士は気苦労が多かったせいか、憎たらしいというより気の毒な人って印象。
やたらアップが多かったような。ちょっと右京さんに似てますよね。
後半は胸糞なシーン多め
軍が舞台なので、イジメやらパワハラやらで、観ていて辛いシーンが多め。もうゲンナリ。
怖くて「D．P．」も見てないのに。
特にイジメからの銃乱射はキツかったです。
犯人の子の顔があどけないのが、もうね…。
兵役のイジメ問題は切り離せないテーマかもしれませんが、前半コメディタッチだったのでココは救いが欲しかったな……。
ベマンとチンピラ軍団のケンカシーンはしつこい上に、毎回おなじようなシーンの連続で眠たくなるレベル。
上司のコメディ部分もいらんかったですね。普通にパワハラだし。部下はラップバトルで爆笑させてもらったので、全て許せました。
散々ひっぱった割には最期あっけなさすぎ！
「残り１話でむりやり締めに入りました」感が半端なかったです。
ウインの何年も計画を練った、という設定の説得力が薄すぎる。
昔のテナムの性格を考えるとUSBの件を母親に隠すとは思えないな〜。すごくご都合展開を感じました。テナムが改心していなかったら無理ゲーだったんじゃ？？
最期にボルトを出してくれたので、満足です。
恋愛要素もあっさりめで、わたしはちょうど良かったです。２人がお似合いなので、恋愛ドラマ目的な方は物足りないと思います。マジでラブ要素は薄いので。
以上「軍検事ドーベルマン」の感想でした(,,ᴗˬᴗ,,)⁾⁾⁾(,,ᴗˬᴗ,,)⁾⁾⁾
