「ミスター・メルセデス」
の感想です。
U-NEXTで12月末まで配信中。
12月中に全部見れるかな〜と不安でしたが面白すぎて、2日で全シーズンを制覇しました。
スティーヴン・キングの初の本格的ミステリーの小説が原作とのこと。
お気に入り度はシーズン3→シーズン1→シーズン2の順番ですね。
4.0
作品情報
2017年〜2019年/3シーズン各10話/アメリカ/吹替あり
原作:スティーヴン・キング
制作総指揮:デイビッド・E・ケリー
『リンカーン弁護士』『リンカーン弁護士シーズン2Part1』『ビッグ・スカイ』『ザ・コーリング〜刑事アヴラハムの使命〜』
キャスト:ブレイダン・グリーソン、ケリー・リンチ、ロバート・スタントン、ジャレル・ジェローム
メインの登場人物
ビル・ホッジス
画像出典:SONY PICTURES
定年を迎えた元刑事。
気難しく近所の子どもには不気味がられている。
離婚して娘は施設に入所中。
大勢の犠牲者を出した「メルセデス事件」を解決出来なかった事を悔やんでいる。
ブレイディ
画像出典:SONY PICTURES
「メルセデス事件」の犯人。
母親と2人暮らし。コンピューターに詳しく家電製品店で働いている。
ジェローム
画像出典:SONY PICTURES
ホッジスの近所に住む、コンピューターに詳しい青年。
ハーバード大学に進学が決まっている。
ホリー
画像出典:SONY PICTURES
事件の捜査中にビルと知り合う。
強迫性障害を患っている。コンピューターに詳しい。
アイダ
ビルの隣人。1人暮らしでビルの事を気にかけてくれる。
デボラ
ブレイディの母親。アル中。
ルー
ブレイディの同僚で唯一の友人。
シーズン1 あらすじ・感想
半年前に警察を辞めたビル・ホッジスは、妻子の去った家でアルコールに溺れる生活を送っていた。ある日、1通のメールが彼のもとに届く。差出人はMr.M。数年前、メルセデス・ベンスで群衆に突っこみ、多くの命を奪った殺人犯“メルセデス・キラー”だった。
引用:U-NEXT
まず冒頭のひき逃げのシーンがエグすぎて度肝を抜かれます。地獄絵図。
主人公は引退した老刑事。
すごい老害ぶりで、
見ていて、いたたまれない:(´ºωº`):
といっても心配してくれる元同僚や隣人、慕ってくれる近所の青年はいるので、そんなに孤独感はなし。
犯人は初めから視聴者には分かっているパターン。カリスマ性や魅力のあるタイプではなく、いわゆる陰キャっぽい人物。
ちなみにドラマではめっちゃキモいですが、俳優さん自体は超イケメンです。
ハッピーバースデー🎂ハリー・トレッダウェイ35歳の誕生日🎉『ナイトメア』『ミスター・メルセデス』などで活躍する彼は実は『ホロウ・クラウン』などに出演するルークと一卵性の双子!他にも双子の俳優さんはこんなにhttps://t.co/ZC2JBidH5q#海外ドラマ #ハリートレッダウェイ pic.twitter.com/78ps2W9hlb
— 海外ドラマNAVI (@dramanavi) September 10, 2019
双子なんですね〜。
ストーリーは4話ぐらいでやっと話が進むぐらい、スローペース。
ただ、不思議と中だるみはありませんでした。
最初はビルの性格に辟易しますが、段々と好きになってきます。
そして何といってもジェロームとホリーの2人が魅力的でしたね。
この2人はドラマの癒やしでした。
ジェロームと飼っているワンコの死亡フラグが半端なくてハラハラしっぱなし。
主人公チームに比べてメルセデスキラーのブレイディは魅力が薄かったです。
イキリがすごくてウンザリしました。
結局ビルに執着していた理由もただ担当刑事だけだった、というのも拍子抜け。
ちなみに途中まで警察は韓ドラの警察ばりに使えません。
シーズン2 あらすじ・感想
2度目の無差別殺人事件を企てるも未遂に終わり、植物状態に陥った“メルセデス・キラー”。一方、ホリーと共に探偵社を立ち上げたビル・ホッジス元刑事は、探偵として再び現場に復帰する。そんななか、ブレイディが入院する病院で奇妙な現象が起き始め…。
引用:U-NEXT
シーズン2からまさかの超常現象の話に。
賛否分かれそうですが、私は否かなぁ・・。
1つのドラマとしては良い作品でしたが、シリーズドラマのジャンルが途中で変わるのは、やはり抵抗があります。
ついでにブレイディのイキりがシーズン1より酷くなっていました 笑
ホリーとビルが2人で探偵事務所を開いたのはうれしかったです。
ビルもシーズン2から笑顔が増えて、元妻とも復縁、娘とも和解しそうな雰囲気。
ハッピーエンドの予感。
反対にジェロームは、大学生活や家の金銭問題で悩める青年に。
ラストはびっくり展開。
シーズン3 あらすじ・感想
メルセデス・キラー”の事件から4年がたったブリッジトンで、作家のロススティーンが自宅で殺され、未発表の原稿が盗まれた。元刑事のホッジス率いる探偵社、ファインダーズ・キーパーズが捜査を開始するなか、法廷ではルーの審理が始まろうとしており…。
引用:U-NEXT
シーズン3が1番好きですね。
脇役だったルーが重要人物に。
小説家の殺人関連とルーの法廷が同時に進行します。
ブレイディがシーズン2で退場してしまったので、シーズン3では新たに強烈な新キャラが登場。
Watch out.
— Kate Mulgrew (@TheKateMulgrew) August 30, 2019
September 10 – meet Alma Lane.
@MrMercedesTV @AudienceNetwork pic.twitter.com/0caRAekPbb
新キャラのアルマさん。
殺害方法がエグい。おまけに色情魔。
ベッドシーンは1回で良かったよ……。
アルマさんがパンチがありすぎて、霞んでしまうかもしれませんが私はモリスがお気に入り。
Gabriel Ebert & Beth Leavel set for reading of Paul Gordon’s Death — The Musical.https://t.co/Yq92MhNwRu pic.twitter.com/8DxIzdLYMm
— Playbill (@playbill) December 28, 2015
バカすぎて人によってはイライラすると思いますが、なぜか憎めないキャラでした。
犬も殺さないしね!
炎に包まれながらも原稿を読むという、壮絶な最期( º言º)
ぶっちゃけどの登場人物よりもピーターがうざすぎた〜。
後半はイライラしっぱなし。
ビルはお祖父ちゃんになるようです。
ホリーはシリーズが進むごとに、どんどん綺麗に。
ジェロームはシリーズ2・3と影が薄くてさみしい。
シーズン3ではとうとう父親も姉妹も登場しなくなり、家庭での金銭問題の件もどっかいっちゃった。。
もう少し活躍して欲しかったです。
逆にアイダにはやっと見せ場が少しありました。
ホリーがメルセデスを引き取ったのが納得いかない〜。
地元に事件の当事者とかいますよね??
しかも色まで塗り直して……。ホリーがちょっとキライになりました。笑
メルセデスの件とピーターがお咎めなしっぽい以外は満足です。
おそらくシーズン3で完結ですかね
シーズン4があれば嬉しいですが。
原作:ビル・ホッジス三部作