海外ドラマ『エイミー教授のミステリー講座』の感想。
コージーミステリーなので気軽に見られます。
面白かったですが、打ち切りのため中途半端な最終回が残念。
3.5
作品情報
1話が85分ほど。
連続ではなく2019年〜2021にかけて放送されたドラマ。
監督・脚本
監督:ブレア・ヘイズ『バブル・ボーイ』
脚本:ロビン・バーンハイム『スイッチング・プリンセス』
キャスト
ジル・ワグナー『ダスク・オブ・ザ・デッド』
クリストファー・ポラーハ『シェルター』
ロビン・トマス『デリリウム 迷宮の館』
サラ・ダグデール『サムワン・インサイド』
配信サービス
DMM TV本ページの情報は2023年11月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
ミステリー小説に親しんできたエイミーは、偉大な名探偵たちの調査や推理のテクニックに精通していた。そして、事件が発生し、ついに本で学んだスキルを実践する機会を得て、謎を解き明かすことになる…!当初エイミーが警察の捜査に関与することに乗り気でなかったトラヴィスだが、協力して事件を捜査していくうちに、エイミーの鋭い観察力やミステリー小説に関する豊富な知識が捜査に役立つことを認め、2人は友情(?)愛情(?)を深めていく。そして、ウィンズロー一家の隠された秘密が・・・。
引用:ミステリーチャンネル
登場人物
エイミー・ウィンズロー
英文学部教授。並外れた推理力を持つ。
トラヴィス・バーク
新しく赴任してきた捜査主任。
グラハム・ウィンズロー
エイミーの父親で有名なミステリー小説家。
クレア
トラヴィスの部下。
バド
エイミーの父親。
感想
正直1、2話はそれほど…でしたが3話から急に面白くなりました。
吹替版がなかったのが残念。
長尺ドラマなので、日本の2時間サスペンスを連続で見ている感覚。
やはり、ライトミステリーは良い。
重厚な社会派ドラマはたまにでいいや。
キャストについて
エイミー教授を演じるのはジル・ワグナー。わたしは初めて見た方ですが、美人。
ドレスアップしているシーンが多く、どれもステキです。
トラヴィス役はクリストファー・ポラーハ。イケメン…かは意見が分かれそうですが、わたしは好きな顔。
あとイケボ。最近だと『シェルター』のミッキーのパパ役でした。美男美女でエイミーとお似合い。
出典:ミステリーチャンネル
基本的にはこの2人とエイミー父グラハムの3人がメインキャラ。
助手のバドとクレアの出番は2話以降、激減。クレアなんて途中からめっきり見かけないと思ったら、いつの間にかハワイに異動になってました。俳優さんが降板したのかも。
ゲストでは『バイオハザード・デスアイランド』イリン・ケイヒルや『ハロウィン・キラー』のロックリン・マンローが出演。
ミステリーと恋愛のバランスが丁度よい
トラヴィスとエイミーは1話目からすでに良い感じに。最初だけトラヴィスがエイミーを煙たがりますが、すぐに打ち解けます。
明らかに両思いですが、意識しまくの2人が微笑ましい。
個人的に2人のエピソードで好きなのは3話の『容疑者グラハム』。
エイミーの父親が容疑者としてトラヴィスに連行されます。普通のドラマだと“せっかく距離の縮まった2人の間に亀裂が…“な展開に持っていくと思うんですが、全くそんなことはなく。
最初こそ少し憤慨した様子を見せますが「お互い仕事しましょう」なスタンス。
やっぱ、主人公が理性的なドラマはいいね〜。
エイミーの講義も楽しそうで普通に受けたい。
2人がいい雰囲気になると現れるグラハムがいい味出してます。見た目も渋いし。
ミステリーも本格的。
“無関係に思われた2つの事件がつながる“最初に疑われた容疑者は犯人ではない””最期に一捻りある”としっかり王道を押さえてます。あ、主人公が危険な目に遭うもセットですね。
特に好きなエピソードは3話『容疑者グラハム』4話『信頼の語義』。
ただ4話はあのエイミーが「免罪かも?」と思った事件を2年も放置しておいたのがすごく違和感(しかも知り合い)。
犯人も一番分かりやすかも。
ラストについて……
最終回でやっと告白し合ったエイミーとトラヴィス(その前にキスはしている)。
微笑まくし見ていると、ラスト直前にいきなり場面は11ヶ月後に。嫌な予感……。
ネタバレしちゃいますと、2人はすでに破局。その上エイミーは別の男性と婚約(早すぎ)。
その婚約者が殺害されてシーズン1は終了!
この時点では続きを制作する気マンマンだったのでしょうか。
どちらにしろ、こういう展開は大ッキライなので、シーズン2はなくてもよかったかなと思っています。
ラスト以外は満足だっただけに、非常に惜しいですが。これから見る方は「11ヶ月後…」のテロップが出たら視聴をストップした方が良いです笑