WOWOW『坂の上の赤い屋根』全話あらすじ・感想(2024)ネタバレなし

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坂の上の赤い屋根
画像出典:WOWOW

WOWOWドラマ『坂の上の赤い屋根』の感想。

随時更新予定

3.5

目次

作品情報

  • 2024年
  • 日本
  • 全5話

監督・脚本

監督:村上正典
『セイレーンの懺悔』『モエカレはオレンジ色』
脚本:古川菜美
『女ともだち』『純平、考え直せ』

原作者

真梨幸子

配信サービス

WOWOWオンデマンドはスマホのみで契約・視聴可能です。

本ページの情報は2024年2月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて ご確認ください。

あらすじ

閑静な住宅街にある赤い屋根の家――。18年前、この家で開業医の両親を殺害し遺体を切り刻んだのは、実の娘の青田彩也子(工藤美桜)と、その恋人・大渕秀行 (橋本良亮)だった。世間を震撼させたこの事件の裁判中に、大渕は「早すぎた自叙伝」を出版し、過去に女子児童を手に掛けたことを告白。裁判では彼に洗脳された彩也子が凶行に及んだとされ、主犯の秀行は死刑、彩也子は無期懲役が確定した。
それから数年後。「早すぎた自叙伝」を担当した轟書房の編集者・橋本涼(桐谷健太)のもとに、新人作家・小椋沙奈(倉科カナ)から事件をモチーフにした小説の企画が持ち込まれる。橋本と沙奈の2人は小説の連載を実現すべく、大渕死刑囚と獄中結婚した大渕礼子(蓮佛美沙子)や、大渕のかつての愛人 で元敏腕編集者・市川聖子(斉藤由貴)ら関係者たちの取材を始めていくうちに、黒い感情に引きずり込まれ……。その先には誰も知らない衝撃の真実が待ち受ける。

引用:WOWOW

登場人物(キャスト)

橋本涼桐谷健太
轟書房の副編集長。「女子高生両親殺害事件」をモチーフとした小説化を企画する。事件の主犯格とされる大渕の自叙伝の編集も担当した。

小椋沙奈倉科カナ
数年前に新人賞を受賞したが、その後は鳴かず飛ばず。執筆のため橋本と関係者へ取材を始める。母親と2人暮らし。

大渕秀行大渕秀行
「女子高生両親殺害事件」の主犯格とされ死刑確定囚。裁判では当時の恋人だった青田彩也子を洗脳し犯行に及んだとされた。再審請求に乗り出す。

市川聖子斉藤由貴
大渕のパトロンだった。轟書房の元社員で経費を使い込み解雇された。

青田彩也子工藤美桜
「女子高生両親殺害事件」の大渕の共犯者。裁判では大渕に逆らえなかったと証言。判決は無期懲役。

鈴木(大渕)礼子蓮佛美沙子
大渕と獄中結婚した法廷画家。

各話感想

1話先行配信。
3月3日配信スタート。

1話

「女子高生両親殺害事件」から18年。編集者の橋本涼(桐谷健太)のもとに新人作家の小椋沙奈(倉科カナ)から事件をモチーフにした企画が持ち込まれる。その事件は、女子高生の青田彩也子(工藤美桜)が恋人の大渕秀行(橋本良亮)に洗脳され、両親を殺害し切り刻んだという凄惨なものだった。大渕は死刑、彩也子は無期懲役が確定している中、橋本らは関係者の取材をするうちに彼らの心の闇に足を踏み入れていくことになる──。

引用:WOWOW

このドラマ楽しみにしていました!
原作は真梨幸子さんの小説。わたしはこの方の小説はまだ読んだことないのですが、イヤミスの名手で有名ですよね〜。ってことはこのドラマも……。

なんか桐谷さん演じる橋本怪しいなー。わざわざ沙奈に偽名使わせたり、アシスタントと嘘ついたり。
さすがWOWOW。殺害後の解体シーンもバッチリ映ってましたね。今のところ沙奈=彩也子を匂わせている?

2話

大渕のかつての愛人で大金を貢いで破滅した市川聖子(斉藤由貴)から話を聞く橋本と沙奈。元ホストの大渕と清純なお嬢様であるはずの彩也子の素顔が明らかになる一方で、大渕は再審請求をすべく、大渕礼子(蓮佛美沙子)を洗脳していく。一方、小説を書き進める沙奈は次第に彩也子に対し奇妙なシンパシーを感じ始め……。そんな中、カリスマ編集者の笠原智子(渡辺真起子)のもとを訪ねた聖子が沙奈に関する衝撃の秘密を暴露する。

引用:WOWOW

おもしれー!!
市川のキャラが強烈ー。記憶消失、実の親が死亡、リストカット…と彩也子と沙奈が同一人物っぽいけど多分ミスリードだよね。まだ2話目だし。
いかにも怪しげな女弁護士登場。ずっと怪しい橋本。

3話

「小説を書く佐奈の正体は女子高生両親殺害事件の実行犯・彩也子」ー衝撃の疑惑に笹原は裏どりに躍起になる。当の沙奈と橋本は、取材を断わり続けていた彩也子の幼なじみの取材にこぎ着けるが、向かう途中で佐奈が倒れてしまう。そんな中、礼子は死刑囚との獄中結婚を家族に告白し、家族と絶縁し手切れ金として1000万円を手に入れる。大渕との未来を夢見て弁護士に再審請求を依頼する中、思わぬ事体が……。

引用:WOWOW

橋本、妹いるのか。怪しい。
「恵まれてる」って赤の他人に言われたくないですよねー。
大渕と礼子の会話がきもいよ。礼子が気の毒で、見ていていたたまれない気持ちに……。

4話

再審請求の資金1000万を失った礼子。大渕のマインドコントロール下にある礼子あ家族のもとに再度お金を請求しに行く。そこで弟の洋平(七五三掛龍也)らの思わぬ場面を目の当たりし……。一方、執筆にのめり込む沙奈は過剰に心配する母・美江(宮崎美子)と彩也子の母親像が重なり、大渕が親の呪縛から開放してくれる存在だったのだと思い始める。橋本は礼子の取材を取り付けるが、さらなる悲劇の連鎖を生むことに……。

引用:WOWOW

礼子〜しっかりして〜。大渕、間髪入れずに「離婚しよ♡」って。
この弁護士さん、これで出番終わり!?
沙奈は自分のことを彩也子だと思い込んでいるんだな…と思ったら予想外の展開へ。冷静な橋本が怖いよ。
あと橋本の同僚、なんかムカつくなー。

5話

赤い屋根の家で繰り返される惨劇。瀕死状態の沙奈は……。ニュースやSNS上でも騒ぎたてられる中、彩也子を巡る真相が明らかになり、礼子や聖子だけでなく笹原までもが人生を狂わされていく。そいてついに、拘置所で大渕を再会した橋本は、「早すぎた自叙伝」に隠された大渕も知らない衝撃の告白をする。それぞれの黒い感情が交錯し、あぶり出される真実。「先の上の赤い屋根」の小説の行方は果たして……。

引用:WOWOW

面白かったです!濃い5話でした。
結局「女子高生両親殺害事件」の真相は闇の中。
黒幕は予想通りでしたが、それにしても後出しが多すぎというか、視聴者に偽の情報を与えすぎでは…な点は少し気になりました。格差がテームなのでしょうが、それぞれの毒親が強烈でそっちはあまり印象に残らなかったです。
最近見たWOWOWオリジナル作品の中では一番好きな作品かも。

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