Netflixドラマ『特別捜査部Q』の感想を書いていきます。
原作はユッシ・エーズラ・オールスンの小説。
北欧では「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」と並ぶ人気シリーズ。
わたしは原作未読で映画は「知りすぎたマルコ」以外は視聴済み。

4.0

めっちゃ面白かった!
シリーズ化してほしい。
作品情報
◆配信開始
— Netflix Japan | ネットフリックス (@NetflixJP) May 29, 2025
Netflixシリーズ『特別捜査部Q』(イギリス)
強引で無骨だが凄腕の刑事が、寄せ集めの捜査班を率いて未解決事件に挑む。
『クイーンズ・ギャンビット』の監督・脚本家が手がける、エディンバラを舞台にしたドラマシリーズ。#特別捜査部Q pic.twitter.com/eTwqxvzBmh
制作年 | 2025年 |
制作国 | イギリス |
エピソード数 | 9 |
吹替 | あり |
脚本・監督
スコット・フランク
『クイーンズ・ギャンビット』
キャスト
マシュー・グード
クロエ・ピリー
配信サービス
netflix
本ページの情報は2025年6月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
強引で無骨だが凄腕の警官が新設部署のトップに就任。寄せ集めとも言うべきはみ出し者たちを従えて、エディンバラ中の未解決事件の謎を解き明かしていく。
感想
デンマークの映画をイギリスでドラマ化。
わたしは原作未読のため映画版と比較した感想になります。
キャストについて
はじめ誰か分からなかったマシュー・グードがヒゲ面でカールを好演。
映画のニコライ・リー・コスが良すぎて違和感がありましたが、マシュー・グード版もこれはこれで全然有り!笑
(原作者がニコライをあまり気に入っていなかった噂は本当なんだろうか……)
そしてアクラム役(映画のアサド)のアレクセイ・メンヴェロフ。
わたしは完全に映画よりドラマ版の方が好きですね。
登場した時は「え?このおじさんがアサド!?」と戸惑ったのですが今作で一番すきなキャラクターになりました。
意外とすぐ手が出るという。ふだん物腰やわらかで腰が低い分、ギャップがすごい。
モイラに「喉を潰そうと思えば潰せましたけど〜潰したら話せなくなるので〜」と言い訳になっていない言い訳をしていたシーンがツボ。そういえばアクラム(アサド)の過去って映画版でもナゾのままでしたっけ??偽名疑惑もあったような。
息子の存在は、最初イラネー!!と思ったのですがわりと反抗期がすぐに終わったのホッとしました。
同居人の存在もあり、映画よりカールの孤独感が薄れて見やすかったですね。連続ドラマだとこのぐらいの軽さがちょうど良い。
ドラマは映画に比べてバディ色は弱め(あくまで映画と比較して)。
その代わりチームの一体感が強く感じられる演出になっています。
ローゼ&ハーディ、2人がいなければメリットは助からなかったよね。
犯人の動機について


映画とは全く違っていましたね。
犯人の動機が度を越した逆恨みでびっくりです。
映画版だとちょっと犯人に同情しちゃう動機でしたよねー。
ドラマはもう犯人が憎らしくて!
なぜ恨みが逮捕した警察には向かわないんだとう。あと弟はそんなに兄貴が大事なら犯人だと名乗りでろよ!
しかしあんなアタオカな男が演技とはいえ恋愛関係を築けるもんかなあ。キモさが滲みでて恋愛に発展しなそう。
メリット役のクロエ・ペリーが体当たりに演じていましたが、ちょっと特殊メイクやりすぎじゃないですかね。
ソンビメイクにしか見えなかったのですが……。
もしシーズン2あるなら映像化していない原作にして欲しいなあ。