スリラー映画『10億』の感想です。
一応、デスゲームもの。
キャストはかなり豪華ですが、ストーリーはツッコミどころ満載。
2.7
作品情報
監督・脚本
チョ・ミノ
『強敵』『20のアイデンティティ/異共』
キャスト
パク・ヘイル『別れる決心』イ・ミンギ『ヒップタッチの女王』『クラッシュ交通犯罪捜査チーム』パク・ヒスン『ソンサン-弔いの丘-』
『ムルゲ王朝の怪物』『ヘンゼルとグレーテル』チョン・ユミ『82年生まれキム・ジヨン』イ・チョニ
『ロースクール』『デジャブ』
配信サービス
Primevideo−ChannelK本ページの情報は2024年2月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにて ご確認ください。
あらすじ
正体不明のインターネット放送局ディレクター、チャン(パク・ヒスン)が主催する7日間のサバイバル・ゲームに、年齢も職業も異なる8人の男女が招待された。参加者たちはそのゲームの目的も知らされないまま、1日1名ずつが脱落するというルールの下、熾烈なゲームを開始。やがて彼らは、脱落者を平然と殺すチャンを目の当たりにし、これが生きるか死ぬかのサバイバル・ゲームであることを知るのだった……。
引用:AmazonPrime
感想(ネタバレなし)
アマプラのサムネイルがイ・ミンギだったので釣られて視聴。
2009年製作なので15年前ですね。
見始めたらキャストがめっちゃ豪華でビックリしました。
イ・ミンギの他にパク・ヘイル、シン・ミナ、チョン・ユミ、パク・ヒスン、イ・チョニ!
イ・チョニ若い!けど性格が悪すぎたばっかりに早々に脱落。
イ・ミンギは今が若すぎるのか昔が老けていたのか、あんまり見た目に変化がないのがスゴイ。
シン・ミナは15年前からキレイですねー。
チョン・ユミは最後まで出演していたことに気づけず。
昔からこの俳優さんの顔が覚えられない……。
パク・ヘイルは存在感が飛び抜けてますね。映画俳優って感じで多少変なストーリーにも説得力を持たせてくれます。
パク・ヒスンも相変わらず、胡散臭い役が似合いすぎ。
でもMVPはイ・ミンギですね。
暴れたり、発情したり、正気を失ったりで大忙し。
クズと見せかけて結構いい奴?と見せかけて
やはりクズでした。
今後イ・ミンギがこんな役を演じること無いだろうナー笑。
ゲームの脱落=死を意味するサバイバル・ゲームですが、管理しているのが監督とカメラマンの2人。
爆発する首輪や、建物内に閉じ込められるシチュエーションもなし。6人もいるのにボーガンで簡単に制圧されるのにすごく違和感……。
海外ロケらしいですが、すごく低予算っぽいです。
グロシーンは一切ありません。
シン・ミナが保護されるシーンから始まるので、視聴者には生存者が分かっているパターン。
“誰が生き残るのか”ではなく“なぜこの8人が選ばれたのか”“監督がゲームを行う動機は何か”を考えることになります。
感想(ネタバレあり)
動機が1名を除き逆恨みすぎるよ……。
『ファイナル・ジャッジメント』と同じパターン。
パク・ヘイルはともかく、他の参加者は完全に巻き込まれじゃん。みんな人格に問題はアリだったけど……。
そのわりに最後シン・ミナに慈悲を見せたり意味が分かりません。シン・ミナがタクシーで移動する時にもしやパク・ヒスンの仲間だった?が頭をよぎりましたが全くそんなこともなく。
一番ナゾだったのがパク・ヘイルが動画送った理由ですよ。ここは説明が欲しかった。
夫に妻殺害の動画を送るってサイコパスすぎるでしょ。人物像がナゾすぎ。
ってか、撮影したなら1人ぐらい顔を覚えとけよな〜。
1人を除く全員がゲームに応募するぅ?やらカメラ設置も台数に限界があるでしょ……等がノイズになってイマイチ没入出来ませんでした。
イ・ミンギが安定の男前だし、終盤まで生き残るので、イ・ミンギ好きにはそこそこ楽しめたので良しです。