ホラー映画『呪われの橋2 怨霊館』の感想です。
2020年の『呪われの橋』の続編。
まだ未視聴の方は、先に前作を見たほうが良いです。
3.3
作品情報
監督・脚本
監督:レスター・シー
『呪われの橋』
脚本:ルー・シーユエン
『先に愛した人』『悪との距離』
キャスト
リン・ジェーシー『マネーボーイズ』『呪われの橋』『狂徒』ワン・ユーシュエン『U・ラブズ・ユー』『ガッデム阿修羅』パトリック・シー『台湾クライムストーリーズ』『時をかける愛』ベラ・イェン『屍憶SHIOKU』『私のボスはネコ』
配信サービス
Netflix
あらすじ
ある拡張現実ホラーゲームを試そうと、霊が出るとうわさのある大学に集まった学生たち。そのとき彼らは、何か邪悪できわめてリアルな存在をこの夜に解き放とうとしていた。
引用:Netflix
感想
前作も面白かったですが、今作も良作でした。
『呪われの橋』はありがちなホラーかと思わせて意外なオチでしたが、今作もなかなか捻ったストーリー。
ランプが万能すぎて、面白かった。
大学が舞台なので独立したストーリーを予想していましたが、前作のキャラがメインキャラで登場。
なんせ前作を見たのが2020年だったので、警備員さんがアノ人と同一人物だと途中まで気づけず……。
回想シーンでやっと気づく察しの悪さ。
あのモテてた人ね!とうっすら記憶が蘇った。
今回舞台になるのは、
60年代に建設された「大忍館」。
“生者が死者が出会う場所”(霊の通り道的な感じ?)のため魔除けの「八卦」設計を依頼されたS・イェンは、逆に悪霊を集める「逆八卦」設計を。その後恋人のY・スーを殺害して自害。
「逆八卦」…霊が内部に閉じ込められるが、外部の霊も入ってこれないらしい。
主人公ティンの兄は「大忍館」を題材にゲーム製作をしていましたが、エレベーター事故により意識不明状態。
ティンは大学の仲間たちとゲームを完成させ、実際の現場「大忍館」でゲームテストを実施することに。
前作の彼は大学の警備員で、途中からティンに協力します。
ジャンプスケア多め。
ジメッとした怖さはありませんが、驚かし方が豊富でたのしい〜。
特に図書館に現れた霊のビジュアルが格好いい!!
清水崇版の「キョンシー」思い出した。
都市伝説って日本と同じなんだなー。
ランプを投げるのを阻止していたのが別時系列の主人公だったのは面白かったですね〜。
てっきり別の霊が邪魔をしているのかと。
正直、兄の魂が一回消滅した辺りからチンプンカンプンだったのですが、ティンがセリフで解説してくれるので何とかついていけました。笑
最後20分ぐらいは同じことの繰り返しでちょっと失速感。
エンドロール後も視聴必須です。