「RootFilm」Switch版をプレイしたので、感想を。
「√Letter ルートレター」の続編ですが、関連性はなし。
わたしは前作未プレイですが、全く問題ありませんでした。
ちなみに前作はバカゲーとして一部の人に大人気とか……。
ストーリーは普通に面白かったですが、システムに難あり。
2.8
作品情報
発売費:2020年7月30日
ジャンル:テキストアドベンチャー|謎解き
価格:7,480円(税込み)
対応機種:PS4|Switch
CERO:D(17才以上)
クリア時間:約12時間
関連作品:「√Letter ルートレター」
角川ゲームスのミステリーアドベンチャー『Root Film(ルートフィルム)』では、新進気鋭の映像作家・八雲凛太朗と新人女優・リホの2人の視点で物語が楽しめるのが大きな特徴となっています。
引用:ニンテンドーストア
八雲は10年前に撮影が中断された原因である呪いのフィルムの謎を追い、リホは親友の父親の死の真相を追究するところから、互いの物語はスタート。
美しい自然とロマン溢れる歴史に彩られた島根県を探索し、出会った人々と会話をすることで事件解決の切り札となるキーワードを獲得する「共感覚」。
数々のキーワードを収集し、犯人と論戦を行う「マックスモード」が発生する「解決編」で、事件の真相を暴いていきます。
果たして殺人事件の犯人とは? そして事件解決で明らかとなる真実とは?
ディレクター河野一二三氏が描く本格ミステリーアドベンチャーを、ぜひともお楽しみください。
感想
クリア時間は14時間ぐらいでした。
ボイスを全て聴きたい方は、もう少し長くなるかも。
1本道のポイント&クリック形式のノベルゲーム。
それでは、良かった点とイマイチだった点に分けて感想を書いていきます。
良かった点
良かった点はダントツで箕星太朗さんの描くキャラクターデザイン・イラスト!
ファッションも可愛らしいし、色使いも鮮やかで目を引きます。
1番好きな登場人物は曲で、好きなキャラクターデザインはモナミさん。
曲と八雲の掛け合いも面白かったです。
男性陣は地味というか、ビミョーに悪人面。笑
特に井伏監督はヒドいと思う。笑
貴重なイケメンキャラの金手をもっと見たかったです( ꇐ₃ꇐ )
あと、単純に1話完結のストーリー構成が好きです。1話完結のドラマが大好きなので、各話ごとにエンディングが流れるのも雰囲気が出ていて良い。
ある人物の言動や行動。ただのキャラ付けかと思いきや実は全て指示されていたという事実には良い意味でゾッとしました。八雲が言っていたロシアの事件は「Blue Whale」のことかな。
八雲編・リホ編が繋がる4話、5話はかなり盛り上がりました。
イマイチだった点
こっちはダントツで次の行き先が分からないこと!
特にヒントもないので総当り!
ストレス!!
「L」でモード切替、「R」で実行のボタンの割り振りも使いづらくて、お世辞にもシステムは快適だっとは言えません。
他のADVゲームでもよく見かけますが同じ箇所を何度もクリックしないと話が進まないシステム、本当にやめて欲しい。見落とすと、延々とマップを彷徨うことになるのでせめて「他に気になる点はない」とか言ってくれ。
あと目当ての人がいなくて「あとで来よう」みたいな展開。
謎解きはめちゃくちゃ簡単…というより特に謎解き要素はありません。
なんか登場人物が勝手に解決してくれました。
「MAXモード」は迷うような選択肢がありません。トータル3問ぐらいしかないので、一瞬で終わります。
失敗する方が難しいぐらい。
せめて黒幕相手の時はもう少し難易度を上げて欲しかった。
お蔵入りになったフィルムに対して、観た人たちが「あまりに恐ろしい内容」だの「この世にあっちゃいけない」だの「呪われたフィルム」とか言うのでハードル上げすぎて肩透かしを食う。
あの言い方だとスナッフフィルムぐらいの内容じゃなきゃ、釣り合わないと思います。
まだ1話で出たきた映像の「実は本物の交通事故だったのでは」のオチの方が怖かったです。
あと気になった点は
・どの事件も動機が酷い。
・一部のキャラが棒読み。
・W主人公と謳っているが、ほぼ八雲がメイン主人公。
・「共感覚」がストーリーに生かされていない。
ですかね。
ボリュームを考えると値段は割高だと思うので、セール推奨。
PS4版ルートフィルムの追加シナリオと修正パッチを配信中🏅金手の魅力に迫る物語をお楽しみください…Switch版も承認され次第配信しますのでお待ち下さいね…!!!#ルートフィルム pic.twitter.com/0hjiSdvyEr
— ルートレターシリーズ【公式】 (@kadoge_promo) August 27, 2020
追加シナリオもおまけ程度で超短いです。
ADVに頭使いたくない、2時間サスペンス好きな方にはおすすめ。
次回作に期待!