アマプラのドラマ「復讐の同窓会」の感想です。
ラストにちょっと物申したいですが、1話ごとに内容がギュッと詰まっていて最期まで飽きずに観られました。
3.5
作品情報
Streaming alert: Horror series #Adhura is now streaming on Prime Video #AdhuraOnPrime pic.twitter.com/5P7qTaYXHw
— Cinemania (@CinemaniaIndia) July 7, 2023
監督
ゴラフフ・K・チャウラ
アナーニャ・バナルジー
脚本
アナーニャ・バナルジー
キャスト
イシュワク・シン『親友の結婚式』ラシカ・ドゥガル『ミルザープル〜抗争の街〜』『理想の花婿』ゾア・モラニ『ダ・ハード〜叫び〜』
配信サービス
Amazon Prime Videoあらすじ
ニルギリ・ヴァレー・スクールで奇妙な出来事が起こる。それはすべて10歳の新入生ヴェダント・マリクに繋がっているように思える。2007年度生が同窓会で学校に戻ってくる中、卒業生のアディラジ・ジェイシンは、15年前に自分がしたことに直面しなければならない。ヴェダントとアディラジの道が交差するとき、事態は恐ろしさを増していく。暗い秘密が明らかになり始め、学校中の皆が危険にさらされる。
引用:Amazonprime
登場人物
2007年度生。
●アディ
教師。疎遠になった親友ニナドに会うため、同窓会に出席するが彼が行方不明だと知る。
●ニナド
卒業式から行方不明になっている。警察には家出で処理された。
●デヴ
理事。警察にもコネがある権力者。
●マルヴィカ
デヴの妻。高校時代はアディと付き合っていた。
●ラジャ
高校時代にパースやニナドをいじめていた。
●スヤシュ
ラジャと同じく高校時代はいじめをしていた。俳優。
●パース
高校時代にいじめを受けていた。ミュージシャン。
学校関係者。
●ヴェダント
10才の新入生。いじめを受けている。
●ヴヤス
校長。同窓会の3ヶ月前に不審死。
●チャンドラ
ヴヤス校長の死の瞬間を目撃し、除霊を訴える。
●スプリヤ
カウンセラー。ヴェダントを気遣う。
●デヴィ
元用務員。現在はケータリングを運営。
感想
アマプラの「あらすじ」だけだとどういう話かさっぱりですが、タイトル通りイジメられていた生徒の亡霊が同窓会で集まった生徒に復讐する話です。少年に取り憑いて。
わりと最初からニナドの霊が現れるので、視聴者には彼がすでに故人だと明かされています。
(世間では行方不明扱い)
テーマや演出は使い古されたものですが、ニナド殺害の真相を探るミステリーも同時に描かれ、わたしはこういうストーリーが大好物なので楽しめました。どこの国もいじめっ子のマインドは「みんなやっている」「ちょっとからかっただけ」なんですね〜。
アディが清々しいぐらい最初から最期までずーっとニナドの話しかしていない笑
そりゃ当時の彼女も拗ねると思います。ただ、そこまで気にかけているのにアメリカにいたとはいえ15年間行方不明になっているのを知らないのは無理があります。
いじめっこがどうなろうとザマミロですが、だからこそ関係ない人の殺害はやめて欲しかったな〜。
悪霊になっちゃったってコトなのかな。
あとヴェダントに取り憑く必要性がイマイチ分かりませんでした。
最初、とり憑かないと呪えない法則でもあるのかと思いましたが、ニナドふつうに門あけたり、遠隔で殺したりしていたような。本人に直接いじめっ子に報復させる目的でとり憑いたとしたら迷惑すぎ。
最期ハッピーな感じになってましたが、病院での大虐殺どうなったんだろう……。
めちゃくちゃ死人出てますね。
ニナドも「君が手放すんだ」とか言ってましたがあんだけ散々やっておいてさー。そりゃないんじゃないの??
はっきり言って、終わり方は不満が残ります。
ホラーってああいう終わり方多いですね。続編が作りやすいように、でしょうか。すっきり終わってくれた方がいいんですが。
以上「復讐の同窓会」の感想でした!