ホラー・スリラー映画「ガール・イン・ザ・ミラー」 の感想です。
「ガール・イン・ザ・ミラー」作品情報
監督・脚本:アサフ・バーンスタイン「ペイド・バック」
キャスト:インディア・アイズリー「カイト/KITE」ジェイソン・アイザックス「ハリーポッターシリーズ」
ミラ・ソルヴィノ「マイナス21℃」ハリソン・ギルバートソン「法医学医ダニエルハロウ」
アダム・ハーティグ「エレベーター・ゲーム」
2018年/アメリカ/104分/吹替無
見放題:2022年4月時点
U-NEXT時期により視聴できない可能性があります。
「ガール・イン・ザ・ミラー」あらすじ
学校では虐められ、家でも居場所のないアンナ。父親には「出来損ない」と言われ、母親は父に逆らえない。
ある日、鏡の中の自分が語りかけてきた。鏡の自分はアイラムと名乗った。
現実に耐えきれなくなったアンナはアイラムと入れ替わる。アイラムは友人やいじめっ子に報復を始める。
「ガール・イン・ザ・ミラー」感想 ネタバレあり
特に目新しさはない、はっきり言うと退屈な映画でした。
良かった点と不満点の感想です。
良かったところ
①主人公が美少女すぎる
インディア・アイズリーのInstagramより引用
影のある美少女役がぴったりで、寒々しい雰囲気とマッチしてます。
オリビア・ハッセーという有名女優の娘さんらしい。
可愛いだけでなく、普通に演技も上手いです。
両親をジェイソン・アイザックスとミラ・ソルヴィノと有名俳優が演じてます。
親父のモラハラ臭がすごい。
娘の誕生日プレゼントは整形手術。
②想像の余地がある
アイラムはアンナの別人格か、死んだ双子の亡霊か、明確に説明がなかったのが逆に良かったです。
アイラムが出現したのがエコー写真を見た後なので、妄想説が捨てきれない。
個人的には妄想説に一票。
不満だったところ
①復讐が期待ハズれ
U-NEXTの見どころに「周囲に復讐していくさまは壮絶であり爽快」とか載ってましたが、ぜんぜん壮絶でもなかったです。
みんな簡単に死にすぎ。
1人は勝手に転んで死んだし、いじめっ子は膝を粉砕したただけ。
いじめっ子の取り巻きが一番ウザかったので、全員始末してほしかったです。
いじめ描写が胸糞だったので、もっと悲惨な目にあってほしかったのに。
②テンポが悪い
大したストーリーでもないのに薄めて伸ばした印象。
とにかく淡々と進んで、ぶつ切りでシーンが替わる感じ。
恐怖シーンや緊迫した場面は皆無なので、なんどか睡魔に襲われます。
警察の絡みも中途半端。
最後も投げっぱなし。尻切れトンボなラスト。
全体的に消化不良でした。