韓国映画「悪魔は見ていた」の感想です。
アメリカ映画「P2」のリメイク。
アレクサンドラ・アジャ脚本の映画ですね。
ワタシは未見のため比較できませんが、アメリカ版はもっとグロいみたい。
ストーリーは今ひとつでしたが、イ・ハクジュのファンにはおすすめ。
作品情報
監督
キム・ソンギ
キャスト
カン・イェウォン『消された女』
イ・ハクジュ『消された女』
チュ・ソクテ『ディーバ殺意の水底』
イ・ジヒョン
配信サービス|2023年4月時点
Amazon Prime Video時期により視聴できない可能性があります。
あらすじ
ストーカーによってオフィスビルに監禁された女性の運命を描いた韓国製サスペンススリラー。高層ビルのオフィスで働くシングルマザーのヨンウは、上司であるチェ室長からのセクハラに悩まされていた。地下駐車場の警備員ジュノは親切だが、ヨンウに対して気味が悪いほど過剰な優しさを見せる。クリスマスイブ。その日は設備点検のため、夜にはビルが封鎖されることになっていた。ヨンウはチェ室長に命じられた残業を終わらせて急いで帰宅しようとするが、駐車場で感電し気を失ってしまう。目を覚ますと彼女は赤いドレスに着替えさせられており、目の前には不気味に微笑むジュノが佇んでいた……。
引用:映画.com
感想 ネタバレあり
「消された女」のカン・イェウォン主演。
引用:カン・イェウォンのInstagram
近年大人気のイ・ハクジュがストーカー役です。
ワタシも「マイネーム」以降まんまとハマって好きな俳優さん。
引用:イ・ハクジュのInstagram
不気味な警備員ジュノ役を好演しています。
登場シーンからヨンウに対して妙に馴れなれしいし、距離感がおかしい。
しれっと金魚食べないで欲しい。
途中までは「ぎりぎり話通じるかも・・」といった雰囲気なんですが、金魚が死んだあたりで豹変。
ヨンウが赤いドレスと靴はどうしたのか聞くと「恋人の物です」と返されて一瞬ホッとした表情になるんですが、その後すぐ「未来の恋人のために用意した」とか言うジュノ。ドン引きのヨンウ。
その後の会話が
「サイズが合わないかも」
↓
「サイズが合わない人は恋人にしません」
完全にやばい人です( ˊᵕˋ ; )
ヨンウは肝が座っていて良かったですね〜。
終わってみれば、シンママの設定が必要だったのかナゾですが。
といったように俳優さんは良かったですが、ストーリーやキャラクター設定は説明不足が目立った気がします。
「売買目的で監視カメラを盗撮していた組織がバックにいた」というオチですがコイツらとジュノと室長がどこまで計画を立てていたのか、良く分かりません。後輩女子は殺害予定だったの?ジュノの暴走??
ストーカーと雇われ殺し屋の組み合わせもミスマッチだし。
途中で唐突に現れて唐突に消えていったオッサン。
いくら何でも不自然すぎて組織の一員だとバレバレ・・。
室長がグルだったのは、予想外でした。
「レッド・ローズ」もですが、この手の話って大体終わり方が一緒ですね。