Netflix『偽りの銃弾』ドラマ(2024)微ネタバレあり感想

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偽りの銃弾
画像出典:Netflix

Netflix『偽りの銃弾』の感想。

面白かったです!

このドラマはネタバレなしで視聴した方が楽しめます。

4.0

目次

作品情報

  • 2024年
  • イギリス/アメリカ
  • 全8話
  • 原題:Fool Me Once

監督・脚本

監督:デヴィッド・ムーア
『脳外科モンロー』
脚本:トム・ファレリー
『息詰まる愛』

原作者

ハーラン・コーベン
シェルター』『ホールド・タイト』『ステイ・クローズ』『SAFE埋もれた秘密

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あらすじ

「Fool Me Once (原題)」の主人公マヤ・スターン (ミシェル・キーガン) は、夫のジョー (リチャード・アーミティッジ) を残忍に殺害された事件から、なんとか立ち直ろうとしていました。マヤは娘を見守るために、家の中にベビーシッター用の監視カメラを設置しますが、その映像を見て驚愕します。なんとそこに映し出されたのは死んだはずの夫…。 サミ・キアス (アディール・アクタル) は、ジョーが殺害された事件の担当刑事。彼自身も、ある秘密を抱えています。一方、マヤの姪アビーと甥ダニエルも、数ヵ月前に母親が殺害された事件の真相を追っていました。2つの事件につながりはあるのでしょうか。

引用:Filmarks

登場人物(キャスト)

主人公と関係者たち

マヤ(ミシェル・キーガン)
元軍人。一般市民を攻撃したと内部告発され退役。PTSDに苦しむ。娘のリリーがいる。

出典:TMDI

直球型というか、かなりストレートな性格。もう少し上手くハナシ聞き出せない!?なシーンが多かったです。俳優さんが見惚れるぐらい美人。

出演作

『メディック特別救助隊』

ジョー(リチャード・アーミティッジ)
殺害されたマヤの夫。バーケット社勤務。

出典:TMDI
出演作

『ザ・ストレンジャー』『オブセッション』

ジュディス(ジョアンナ・ラムレイ)
ジョーの母親。バーケット社を経営する資産家。

出典:TMDI
出演作

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

シェイン(エメット・J・スキャンラン)
マヤの元同僚。調査の手助けをしてくれる。

出典:TMDI

この手のドラマには必ずいる主人公の頼みを何でも聞いてくれる人枠。

出演作

『SAFE埋もれた秘密』

クレア(ナタリー・アンダーソン)
殺害されたマヤの姉。ジョーの同僚。

エディ(マーカス・ガーベイ)
クレアの夫。

アビー&ダニエル
クレアとエディの子供。

警察関係者

キアース(アディール・アクタル)
ジョー殺人事件の担当刑事。突発的に意識を失う症状に悩まされるが周囲には秘密にしている。婚約者が妊娠中。

出典:TMDI

すぐ気を失うからこの人が単独行動する度にハラハラした〜。

出演作

『マーダー・ミステリー』『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』

マーティ(ディノ・フェッチャー)
キアースの相棒刑事。

出典:TMDI

掴みどころがなくて怪しいと思ったら普通にいい人でした。

その他

コーリー
マヤの不正をネットで告発した。

ドーソン
アビーのサッカーチームコーチ。

アンドルー
25年前に死亡したジョーの弟。

セオ・モラ
25年前に死亡したジョーとアンドルーの友人

感想(微ネタバレあり)

犯人のネタバレはしてません。

原作は未読ですが「どんでん返し系」のストーリーだとは知っていました。なので斜に構えて視聴していたのですが、真相には全く気づけませんでした。ただ真相解明でスッキリするドラマではありませんね……

小豆

あぁ…というテンションになる

小説の紹介文“ハードボイルドなヒロインの生き様”がドラマを最期まで見るとしっくりきます。
女主人公がハードボイルドといえば『葬儀屋の女』、サイドストーリーが盛り沢山なのは『ホールド・タイト』を思い出しますが、個人的にはこの2作品より遥かに面白かったです。

人によってはこの犯人は拒否反応を起こすかも。正直わたしも犯人が分かったときは少し萎えたんですが、その後の怒涛の展開で吹き飛びました。

とにかく次から次へと謎が増えるので、頭で追うのが大変。
本編に関係ない内容も含めると
・マヤの市民殺害疑惑の真相
・ジョーの生死
・アンドルー事件の真相
・セオ・モラ事件の真相
・クレアとジョーが調べていた事件
・クレアの隠し子
・バーケット製薬会社の不正

小豆

と、盛り沢山

ジョーの殺害は、オープニングで流れた少年の事件が動機なんだろうな〜と何となく予想していたら急に薬の副作用が〜のハナシまで出てきちゃって……。ちゃんとストーリー畳めるの!?と心配になりますが、きっちり回収されました。

キアース刑事の病気設定もいる?と疑問だったのですが、最終的にバーケット製薬の不正に繋がるワケですね
セラピーの女性が幻覚だとは最期まで気づけず。“登場人物の1人が幻覚だった”はホラーだとすぐ分かるんですが、ミステリーだと毎回ダマされて毎回「そういえば誰とも会話していなかった」と言っている気が。

癒やしだったのはアビー&ダニエル姉弟。一緒に調査するシーンが微笑ましかったです。
これから、お兄さんと仲良くして欲しい。
クレアの元カレの掘り下げはやけに中途半端だったなあ。

カメラ映像が加工なのは何となく察していましたが、動機が周りくどいし子守がSDカードを回収できたのはだいぶ賭けのような。
クレアがセホ・モラ事件を調べていた理由は何だったんだろう。
コーリーに依頼されてバーケット社を調べる内に行き着いた感じでしょうか。

純粋にハッピーエンドとは言えませんが、悪人以外の登場人物が皆幸せそうな結末で満足です。

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