Netflix「模倣犯」感想ネタバレなし（2023）台湾版リメイク

Netflixドラマ「模倣犯」を観ました。

宮部みゆきさん原作「模倣犯」の映像化。

わたしは原作未読、中居さんの映画は視聴済み。中谷美紀さん主演でドラマ化もされていますね。

めちゃくちゃ面白かったです！

作品情報

宮部みゆき氏の代表作『模倣犯』が台湾でドラマ化　主演俳優ウー・カンレンと対談【Netflix】（写真 全2枚）https://t.co/R0v51NX7a3

#宮部みゆき #Netflix #ネトフリ #模倣犯

— ORICON NEWS（オリコンニュース） (@oricon) March 31, 2023

あらすじ

舞台は、1990年代の台北。ある日、公園で、切断された女性の右腕が発見される。それは、予測不能な事件の始まりに過ぎなかった。高まる大衆の関心を巧みに利用し、マスコミを翻ろうする連続殺人犯によって、事件はショーのように過熱していく。事件解決に挑む検事グォ・シャオチ（ウー・カンレン）は、やがて一連の事件の裏にある真実に気付く。

引用：yahoo映画

登場人物（キャスト）

台湾で『 #模倣犯』をドラマ化、Netflixで配信！
記事アップしました。
主演は #吳慷仁（ #ウー・カンレン）、 #柯佳嬿（ #アリス・クー）や #范少勳（ #ファン・シャオシュン）など豪華キャスト。 #林心如（ #ルビー・リン）も特別出演です。https://t.co/5ue3udhoUp pic.twitter.com/JgVt1aoZ4E

— アジアンパラダイス (@jyangzi) March 4, 2022

グォ検事（ウー・カンレン）

主人公。犯人逮捕に執念を燃やす。

後半は少し暴走したけど、基本的には冷静沈着な主人公。クールで格好いい。イケメンだし。
わたしが観たことある作品だと『屍憶』で主演をされてました。ドラマオリジナルキャラクター。

ユンホイ（アリス・クー）

グォ検事の元カノ。犯罪心理学専門の心理学者。

アリス・クーさんは「目撃者 瞳の中の闇」が強烈に印象に残っています。

イェジェン（キャミー・チャン）

正義感の強いTNB記者。

リン刑事（トゥオ・ツォンホァ）

グォ検事と事件を追う刑事。定年間近。

この俳優さん、すごく良かったですよね〜。正直、余計なコトばっかりしてますが、俳優さんの力なのか人間味あふれる人物で感情移入しやすかったです。

ホーピン（ジャック・ヤオ）

TNB放送の深夜番組の司会者。

オリラジの藤森さんに似てる気がする・・。

ジェンホー（シア・トンハン）

ユンホイの弟。TNBのカメラマン。

ヤーツー（ルビー・リン）

TNBの人気アナウンサー兼プロデューサー。

典型的な視聴率主義のイヤな女かと思いきや、犯人に啖呵を切るところはカッコよかったです。犯人の異常性にもいち早く気づいていたっぽいし。女優さんも華があってステキでした。わたしはこのキャラクターが1番好きだったな〜。

ジャウェン（フェンディ・ファン）

人気DJ。ジェンホーの友人。

どえらいイケメンでした。

感想　ネタバレなし

めちゃくちゃ面白かったです。
全10話ですが、夢中で最期まで完走。

意外だったり衝撃的な展開がある訳ではないのですが、丁寧なシナリオと俳優さんのおかげで観た後の満足感がすごい。

時代背景は90年代後半。
マスコミのマスゴミ描写がすごかったですが、実際に90年代の台湾はテレビ局が急速に増加し視聴率のため手段を選ばない報道が社会問題になっていたそうです。

みんな理性的で「なんで、そうなるの？」という行動をする登場人物がいなくてストレスなく観れました。
リン刑事は暴走気味でしたが、心情を考えると仕方がない。
よくよく考えると1番冷静だったの、代打の刑事さんですよね( ＾ω＾ )

たまに見せる笑顔にトキメキました。笑

わたしはプロファイラーが登場するドラマが好きなのでアリス・クーさん演じる心理学者の活躍シーンが少なかったのが残念。（実際の心理学者の方に取材して役作りしたらしい）

既視感のあるいかにもなサイコパスの特徴を詰め込んだ犯人像が、今作に限っては効果的でしたね。
お面で隠しただけだと知り合いが見たらすぐ分かるんじゃ・・というツッコミは置いておいて。

基本的に無駄なシーンのない作品でしたが、途中で出てきた議員関連のゴタゴタはいらんかったような・・。
あと、あの場面でグォ検事がユンホイを放っておくのも、少し不自然に感じました。

暗く重いドラマでしたが、バッドエンドでなくてよかった！
中谷美紀さんと坂口健太郎さんのドラマ版も評判が良いので、すごく観たいのですがレンタルも配信もないんですよね〜。