韓国映画「真犯人」の感想です。
親友妻にめっちゃイライラした!
もう、最初から最期までずーっと泣いてるか叫んでるの。笑笑
面白かったのですが、犯人が分かりやすすぎたので「☆3」の感想になりました。
作品情報
2019年/100分/韓国/吹替なし
【監督/脚本】
コ・ジョンウク
【キャスト】
ソン・セビョク『憑依〜殺人鬼を追え〜』オ・ミンソク『豚の王』ユソン『母なる復讐』ハン・スヨン『悪人は生きている』チャン・ヒョクジン『あやしいパートナー』チョン・ヘギョン『殺人の告白』
配信中サービス
Hulu時期により視聴できない可能性があります。
「真犯人」あらすじ
ある夜、ヨンフンの妻・ユジュンが何者かに殺害される。やがて容疑者として逮捕されたのは、彼の親友・ジュンソンだった。事件から半年、廃人同然の生活を送るヨンフンをジュンソンの妻が訪ねてくる。彼女は「夫の無実を証明したい」と言い…。
引用:U-NEXT
「真犯人」登場人物
●ヨンフン
主人公。妻を殺害された。
●ユジュン
ヨンフンの妻。殺害された。
●ジュンソン
ヨンフンの親友。ユジュン殺害の容疑で逮捕された。
●ダヨン
ジュンソンの妻。
●ナゾの男
ユジュン殺害当日に現場にいた。ヨンフンに拉致される。
「真犯人」感想
被害者の旦那ヨンフンが、独自に調査して見つけた怪しい男を監禁+拷問して情報を吐かせようとします。
拷問といっても最初だけで、シチュエーションスリラーではありません。
良かったところ
チョイと視聴者が置いてけぼり感はありましたが、展開が早く新事実が次から次へと明らかになるため、退屈だなと思う時間はなかったですね。
字幕版しかなかったのもあり、一時も目を離さず画面を凝視していました。
ヨンフンがすごい執念。ソン・セビョクさんが鬼気迫る演技で好演。
つい先日、たまたま『ダイナマイト・ファミリー』を鑑賞したばかりだったので本当に同一人物か疑うレベル。
(アッチはチンピラ役)
ダヨンは演じているユソンさん、お疲れさまでしたとなるぐらい、ずーっとうるさかったです。
『とにかくアツく掃除しろ!?』では素敵な秘書さん役でした。
『豚の王』以来、気になっているオ・ミンソクも安定の演技。
韓ドラあるあるの、ウザイBBAも登場します。
幼稚園生の子どもをドツく畜生BBA。
イマイチだった点
「まあ他にいないよね」という真犯人。
だって容疑者が4人しかいないし。
ナゾの男とジュンソンは映画的に犯人のはずがないので、残るは主人公とダヨンしかいません……。
「洗濯物の下着を片付けなかったのでジュンソンは犯人ではない」は夫ならではの着眼点で興味深いですが、その時点で犯人はおそらく女=ダヨンと予想がつきますね。
説明するまでもなく警察は無能集団として描かれています。
刑事の1人がチョン・ヘギョンさんが演じていたので、大穴で犯人だったりして( •̀∀•́ )bと深読みしましたが本当にただただ無能なだけだった模様。
あと、時系列が分かりづらかったです。
「これ回想シーンだったの?」と途中まで気づかない場面がいくつかありました。
ラストは胸糞系。
主人公が黙って罪を被っているのが腑に落ちません。
どうでも良くなっちゃたの( ̄▽ ̄;)??
傷の角度で他者か自分で刺したか分かりそうですが、あの警察じゃムリか。
ラストはオープンエンド。
ジュンソン、ちゃんと警察に届けてよね!!
結果的にダヨンの思い通りになっているのが気に食わな〜い。
どっちにしろあの夫婦に明るい未来はなさそうです。
とりあえず不倫はクソ、みんな警察にちゃんと証言しようよ、と思いました。